概要
融資依頼中の金融機関から連絡があったのですが結構厳しい条件を突きつけられてきました。内容について
「融資を依頼した物件の評価があまり出ない」と言われてしまいました。具体的には「融資7500万円に対して物件の評価が2000万円程度しか出ない」との事。
理由は「物件の接道が私道のため」とか色々言われました。
この時点でこの物件を購入した時点で金融機関目線では大幅に債務が増えてしまうので今後を考えると購入は無理かな・・・と思いました。
その上で下記の条件をつきつけられました。
1.私の場合は独身のため経営者保険に入ってもらうことが必須
(保険料は健康状態によって4段階に分かれており13000円~20000円かかる)
利回りに換算すると最大0.6%程度に相当するとの事。
金融機関側では融資金利を0,9%程度に持っていくよう努力するが保険の金額を金利相当で加味すると実質は1.5%程度にはなってしまうとの事。
2.共同担保が欲しい
せめて物件価格の8割くらいは担保が欲しいとの事。
物件価格は7000万円代のため6000万円程度の担保は欲しいですとの事。
そうなるとアパートプラス4000万円程度の追加担保が欲しいので所有の区分をいくつか出せないか?との事。
⇒「区分は長期保有になったタイミングで順次売却する予定ですので担保は厳しい」とお伝えしました。
3.個人の預貯金を当行に預け入れして欲しい
預け入れる預貯金は当面動かすことがないようにとの事でした。
本来は個人資産の100%を当行に預け入れて欲しいがそれは現実的ではないので最低限1000万円程度は預け入れて欲しいとの事。
⇒「良い物件が出た場合にすぐに動けるように手元に現金を置いているので確約はできない」とお伝えしました。
4.修繕費として毎月当行に積み立てをして欲しい
(月2万円程度)
⇒「それは問題ない」とお伝えしました。
金融機関の条件を飲めば購入はできると思いますが、今後を考えるとこの物件は見送ったほうが良い気がしています。
また、物件自体も先日ブログに記載したオートロックの問題が解決していないので厳しいかなと感じています。
この物件に限らず独身が連帯保証人を付けないで融資を受けるためにはある程度条件を妥協することも必要かもしれません。
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