概要
先日1棟目アパートの契約者から手紙が届きましたが思わぬ方向に話が進みました手紙の内容
入居者から手紙が来る時点で退去通知かな?と思って見たところそうではありませんでした。内容は「5月に3週間入院した。それに伴い2か月分の給与が入って来ず8月分の賃料が払えないので8月15日まで延ばしてもらえないか?」という内容です。
大抵の滞納者は私に相談することなく期限までに払わないのでそういった人にはしつこく督促したり保証会社に代位弁済請求をしますが、ちゃんと相談してくれた場合は柔軟に対応します。
一応保証会社の代位弁済は支払い期限から30日以内に請求すればよいので8月15日時点で支払いがない場合は代位弁済請求すれば間に合います。
従って支払い延期には応じる旨で回答しました。
自転車パンク問題
この入居者はアパートの駐輪スペースに自転車を停めているのですが後輪がパンクしていたため自立して停められていませんでした。従って上記手紙が来たことをきっかけに「パンクしているので直したほうがいいですよ」と伝えたところ「実はパンクの被害に度々遭っていて今回で10回目ぐらいになる」というのです。
被害の場所は常に「アパートの駐輪スペースに停めている時に発生している」との事でした。
実はこの入居者は3年前にもパンクの被害を訴えておりその時は警察に被害届を出させたうえでパンクの修理代を負担しました。
その後同様の被害を訴えることはなかったので一時的な悪戯で終わったと思っていたのですがその後も度々被害にあっていたようです。
ただ気になるのが他に停めている自転車の入居者からそういった被害を訴えることは一切なく実際被害を受けている様子がないのです。
従って考えられることは以下なのかなと思いました。
入居者の自転車が何らかの理由で個人的に狙われている
入居者の自転車の乗り方などに問題があって本人が気づかないうちにパンクを繰り返している
入居者の虚言
入居者の自転車には「駐輪許可シール」に部屋番号を書いて貼ってもらっています。
ですので部屋番号を手掛かりに悪戯されている可能性は否定できないのですが、仮にこの入居者の自転車が恨みなどの理由で被害にあっているとしたら3年半で10回の被害は少々少ない気もします。
解決策
とりあえず入居者には以下の提案をしました。警察へ被害届を早急に提出する
アパート内ではなく別の駐輪場を確保して駐輪して頂く
「駐輪許可シール」に記載した部屋番号を消す
防犯カメラを設置して「防犯カメラ記録中」などのシールを周辺に貼る
入居者の回答
「警察に被害届を出します。あとはパンクしない自転車を売っているのでそちらを購入する方向で検討してみます」との事でした。
結構金銭的にひっ迫している入居者ですので新たな自転車を購入しないで解決できる方向でこちらとしてもできるだけ対応していきたいです。
この入居者の自転車だけ一時的に別の場所に隔離しておいてその周辺を防犯カメラで撮影して様子を見てみようかなと思っています。
自転車に関する問題は尽きません。。。
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