川村龍平さんのセミナーに行ってきました

概要

先日、保証会社のCASAが主催していた川村龍平さんのセミナーに行ってきました。

元々セミナーとかはほとんど行くことがなく、特に業者が企画する無料セミナーは参加条件が「年収1000万円以上」といった形でカモを探していることが明らかで、セミナー自体も有名大家さんが前半話して後半は業者の販売説明会みたいな感じになるのが鬱陶しく参加に躊躇してしまいます。

ただ今回はCASAの「家主ダイレクト」という商品に興味があって資料請求していた最中に招待されたことと、川村さんが自主管理か管理委託の差などを解説してくれるようだったので行ってみました。

セミナー自体は非常に良心的なものでした。
ほとんど川村さんが話をされていて業者による告知などはほとんどありませんでした。

セミナーの内容については既に知っていることがほとんどでしたが非常にオーナー目線に立った良い内容でした。
共感できるところとできないところはありましたが、自主管理の重要さについては大いに共感できました。

税引き後キャッシュフローの重要さ

投資をするうえで「シミュレーションをして税引き後キャッシュフローまで計算している大家さんは非常に少ない」とのこと。
そのためにはキャッシュフロー表を自ら作ることの重要性を説いていました。

自分で作れなくてもシミュレーション表を提供している人もいるのでそちらを利用するのもアリだと思います。

ちなみに私は上記シミュレーション表はちょっと合わなかったので使っていません。
その代わり下記のようなシミュレーション表は作って計算しています。

全て自分で行うことの必要性

セミナーでは自主管理、半分自主管理、完全委託管理でキャッシュフローの残りがどれだけ違うかをエクセルの実例で語っており、「管理会社に委託してしまうと多くて利益の半分くらい吸われてしまう」と力説していました。

私もブログで常々言っているのですが管理会社に払うお金は本当に無駄だと感じます。
遠方地で管理できない人を除いては自主管理にしないとお金は残りません。

管理会社に任せると売上の５％に加えて賃貸付けをしてもらった際の手数料も支払う必要があります。
売上の５％と聞くとたいしたことなく聞こえてしまいますが利益に対しては相当な割合を支払うことになります。
そのあたりの感覚をシミュレーション表を作って確認すると、とても管理会社に任せることはできません。

このような良質なセミナーがあればまた参加したいのですが大抵はガッカリして帰ることが多いので中々多くないのが現状です。