フロアタイルを貼った結果と費用について

1棟目アパート運営

概要

「1棟目アパート」だけで繁忙期に6部屋退去となってしまい、現在も退去部屋を順次原状回復しています。

そんな中、退去した部屋のフローリングが傷んでおりフロアタイルを貼りましたので手順や費用などについて記載します。

フローリングの状況

フローリングの状況などは前回のブログにも記載しています。

入居者に聞いたらベッドを置いていて傷んだらしいです。

ここまでフローリングが傷んでいたことはないので明らかに入居者の過失だと思います。

どういったベッドを置いたのかわかりませんがフローリングが傷つくほどのベッドなら下に何かを敷くなど配慮する必要があると思います。

退去立ち合いをしたのが3月28日で、4月17日からは次の入居者の入居が決まっていたので早めに直さないといけません。

フロアタイル商材検討

フローリングを直す方法としては完璧に直すためにはフローリングの張り替えとなりますが時間も費用もかなりかかります。

一番安価なのがクッションフロア(CF)ですが、家具などを置くと跡が付くので室内にCFを貼る選択肢はありませんでした。

従って早々にフロアタイルでの施工をすると決めました。

施工するにあたってはモーガンさんがフロアタイルの貼り方について詳しくブログで解説されているのでそちらを参考にしつつ必要に応じて直接質問するなどして進めました。

フロアタイルにも色々と種類がありまして調べてみたところはめ込み式で施工する商品もあるみたいです。

気になるのが生活をしていてズレたり外れないか心配になります。

自宅に施工した場合ならズレても自分で直せばいいですが、賃貸住宅を提供する側としては万に一つもそういった不具合を出すわけにはいきません。

はめ込み式のフロアタイルについてアリなのかモーガンさんに聞いてみました。

このような感じではめ込み式のフロアタイルを採用するのはちょっと躊躇する状況なのと今回施工する部屋特有の事情がありました。

下記画像は床と開きドアを横から撮ったものですが、フローリングからドアまで6mmしかありません。

その間に分厚いフロアタイルを貼ってしまうとフロアタイルとドアが擦れて最悪ドアが閉まらなく恐れがありました。

従って貼るフロアタイルはあまり分厚くないタイプが望ましく、はめ込み式のフロアタイルは4mmとか5mmと少し厚いので検討から外すこととしました。

最終的にはモーガンさんがブログで勧めていた田島ルーフィングのウッドライン WBH-350にしました。

商品は注文した翌日にアパート現地に届くように手配しましたが、重量は70キロくらいにもなるので持ち運ぶのも非常に大変です。

施工1日目

フロアタイル施工の手順はモーガンさんのブログやyoutubeなどにも載っているので実際に私がやった手順を記載します。

まずは貼る前のフローリングで床がめくれあがっていたところにパテを埋めたりゴミなどを掃除しておきます。床の表面がかなり凸凹してますね。

一般的にはこんな感じで室内に中心線を引いてそこから左右にフロアタイルを敷き詰めていって端をカッターで切る流れになります。

端から敷かないほうがいい理由は室内が完全に長方形とは限らないので貼っていく段階で徐々にズレていってしまうからです。

ただ私が貼る室内に実際に端から並べたところ反対側の端に差し掛かっても特段ズレていく感じはなかったので私の場合は端から並べることにしました。

この辺りはケースバイケースで良いと思います。

こういった曲線のドアストッパーがあったり巾木の出っ張りがあるとそれに合わせてフロアタイルをカットしないといけないので大変です。

ちなみにフロアタイル自体はクッションフロアとフローリング板の中間くらいの固さでした。

最終的に室内全てに仮置きして1日目は終了としました。

この状態はまだフロアタイルを上から置いただけでボンドで貼っていません。

仮置きすべき理由はボンドを塗った後にフロアタイルを貼る時間は限られているので端部のカットなどをする時間が取れないので事前に仮置きして後日その通りに接着します。

施工2日目

仮置きしてから数日後に再び現地へ行きましたがフロアタイル同士に結構隙間ができていました。。。

仕方がないので再び接するように並べ直すと最終的に端部に数ミリも隙間が空いてしまいました。

このようになる理由はフロアタイルって気温によって結構伸縮が激しいです。

普通に置いておいてもこんな感じでグニャっと曲がってしまいます。

仕方がないので隙間が空いてしまった端部は新しいフロアタイルで切り直したりしました。

細かい隙間についてはコーキングで埋めれば目立たなくはなります。

いよいよボンドで貼る作業ですが、仮置きしたフロアタイルを外して中心線の手前から端部に沿って貼っていきます。

端部から貼ると足がボンドまみれになりますからね。

室内の半分にボンドを薄く均等に塗ります。

ここからオープンタイムを暫く取るのですが私の場合は少しオープンタイムを長く取り過ぎてしまい貼る段階で少しボンドが固くなってしまい慌てて貼りました。

貼っている間は結構トラブル続きで、ボンドの蓋に尻餅をついてしまいズボンがボンドまみれになってしまったのでズボンを脱いで作業したり、端部にボンドを塗ろうとしても巾木などにボンドが付いてしまい落とすのも大変なので後半からは塗りたくない箇所は全てマスキング処理をすることにしました。

そんな感じで何とか貼り終わったのがこちら↓となります。

出来としてはまあ70点くらいですかね。。。

隙間についてはこんな感じでコーキング材を塗っておけばある程度目立たなくはなります。

施工費用

項目 費用
フロアタイル(3セット) 15783円
ボンド 3544円
コーキング材 648円
ボンド用コテ 166円
合計 20141円

フロアタイル自体は実際は4セット購入したのですが3セットで足りました。

このような感じで自ら貼れば2万円強で6帖の洋室は貼ることができるのがわかりました。

フロアタイル施工を業者に依頼した場合は、以前ひーやんさんがtwitterに明細を載せていたのですが下地調整も含めて7万円強でできるっぽいです。

7万円で業者に綺麗に直してもらうのもアリですよね。

今回のケースって完全に借主側の過失ですので大人しく業者に施工まで依頼しちゃって費用を全て借主側に請求するってこともできたのですが悪意があって傷つけたわけじゃないので、私としては借主に退去後に多額の費用を請求するのは忍びないので自ら施工して費用を抑えた形になります。

あとDIYについては面倒さより色々とやってみたいという好奇心のほうが勝ってしまうので自ら火中の栗を拾いにいった形になります。

退去後の原状回復で必要となるスキル(壁紙貼り、エアコン洗浄、フロアタイル貼りetc・・・)って何度も繰り返し必要になるのでやり方を一度覚えちゃえば何度も使えるので覚えたいって欲求が強かったです。

今後も貼る機会があれば今回より確実に時間も短く品質もUPするでしょうからまたチャレンジしたいです。

まとめ

退去した部屋にフロアタイルを貼った手順などについて記載しました。

施工期間は1.5日くらい?で費用は2万円強でできました。

当初はフロアタイルを貼るのは非常に難しいと思っていたのですがモーガンさんなどのブログやyoutubeなどを見たあとは自分でもできる気がしていました。

実際にやってみた感想は思っていたよりは大変でしたw

ですがある程度のクオリティでできることはわかりましたし、貼る前のボロボロの状態よりはマシだと思います。

入居予定者に現地へ来て見てもらいましたが特に問題ありませんでした。

モーガンさんには色々と相談に乗って頂きこの場を借りて御礼申し上げます。

フロアタイルを貼っている同時期に鉄骨階段の踏板に床材を貼っていたので次回はそちらの内容について記載します。

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コメント

  1. こんばんは(^^)

    フロアタイルは自分もさんざんやっていますが、自分は、川島織物セルコンのホームベスタというのを使っています。指定ボンドのお値段が少々高いですが、貼り替え時に下地を傷めずにはがせるのと、床暖対応のフロアタイルなので伸縮に強いので後々も安心なのでおすすめです(^^)

    自分は突きつけが面倒なので、巾木も外して、変えてしまいます。ドアストッパーは外してからやった方が楽だと思います。コツはうまく言えませんが、施工前はタイルを常温で馴染ませる。突きつけるときは、0.5mm程度大きめにカットして、カンナで斜め45度に削って、はめ込む感じで入れてながらローラーで圧着するといった感じでしょうか(^^ゞ

    • ヨッシー より:

      大家の源さん様

      コメントありがとうございます。

      フロアタイルって貼ったあとの剥がし易さと伸縮に強いってのは良いですね。

      確かにフロアタイル貼った後に巾木を取り付けたほうが綺麗に収まりそうですね。

      確かにyoutubeでプロの施工とか観ていても端部は斜めにカットして収めるようなことをやっていました。
      何度も貼っていけばそういったスキルも付きそうですね。

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