繁忙期の更新状況
賃貸の繫忙期も終盤になっていますが順調に埋められているでしょうか?
私が管理している物件は2~3月に契約終了する部屋が22部屋ありましたが20部屋で更新してくれました。
さらに4月末で契約終了する部屋も更新してくれることになったのでほとんどの入居者が更新してくれています。
コロナ禍のときは不要な引っ越しを控える動きがあって更新率が高かったのですが、今年は理由がよくわかりません。
従来単身物件は入居者の入れ替わりが激しいのですが、引っ越しするにもお金がかかるので引っ越し費用を節約する動きがあるのかもしれませんね。
繁忙期(2~3月)に更新の部屋が22部屋あったが更新可否が出そろった
更新:20
退去:2更新料だけで150万円以上🤑
退去の2部屋も家賃を3000円と2000円上げてADなし礼金1で募集したら退去前にすぐ申し込み入ったので空室損もあまりない
主観だがやはり賃貸運営は東京でやる一択だと思う🥹
— ヨッシー🙌自主管理😂DIY大家🙃 (@yossyblog) February 20, 2024
結局契約終了とともに退去となった部屋が2部屋あり、別途退去となった部屋が1部屋発生して結局繁忙期で退去となった部屋は3部屋となりました。
退去理由は「北海道の実家に帰る」「就職を機に社員寮に入る」「不明(まだ理由を聞いていない)」といった感じなので住み心地が悪くて退去といったケースはあまりないと思っています。
これら3部屋については退去通知と同時に仲介業者に募集依頼を出して全て数日で申し込みが入っています。しかも従来の賃料より3000円、2000円、2000円UPで決まっているので東京の賃貸相場が上がっているのを感じます。
様々な物価高や会社員の給与UPといったニュースがあっても家賃には中々反映されてきませんでしたがようやく家賃も少し上がる流れになってきたのかもしれません。
建築価格や様々な管理費用も上がっていますので普通に考えたら家賃に転嫁していかないとやっていけないのですがようやくそういった流れになりつつある気がします。
アクセントクロス張り替え
上記にも書きましたが繁忙期ですと従来の入居者から退去通知が来て速攻で申し込みが入るので次の入居希望者は部屋を内見せずに申し込みをします。
私の場合は前回の空室時の写真を大量に保持しているので申し込み前にはその時の写真を確認してもらっています。
実際に入居者が退去した際に写真を撮って原状回復をすべきか迷ったときは入居希望者に聞いてみます。
今回は「バルコニー塗装の有無」と「壁紙にヒビがあるのでアクセントクロスの張り替え」について聞いてみたところ対応してほしいとのことだったので原状回復で対応することにしました。
原状回復は当然DIYで行います。
アクセントクロス張り替え
既存のクロスを剝がしましたが石膏ボードとかもボロボロになっていたのでパテで埋めました。
地震などで建物がグラついたさいに角の石膏ボードとかもボロボロになってしまうのだと思います。
ヒビの部分をカットしてアクセントクロスへ張り替えました。
特に難しくはないのですが既存壁紙を剥がすほうが時間かかりました。
ちなみにアクセントクロスは入居予定者がクリーム色の壁紙にしてほしいとのことでしたのでそれっぽい壁紙を特価品で購入して貼りました。
項目 | 費用 |
壁紙 | 1725円 |
送料 | 770円 |
合計 | 2495円 |
バルコニー塗装
バルコニーはFRP防水されています。
FRP防水とは、木やコンクリートで作られた床の上にFRP(ガラス繊維を混ぜたシート)を敷き、その上に樹脂を塗って硬化させる方法です。
そのうえに紫外線防止でトップコートという塗料が塗られているのですが、トップコートは5年置きをめどに塗り替える必要があり、私の物件は築9年ですが一度も塗り替えられていません。
今回入居予定者の希望もあり塗り替えることにしました。
今回購入した塗料は下記となります。
新規でトップコートを塗る際にはこの前に下塗りをする必要があるのですが既存の塗り替えの場合は下記だけで大丈夫だそうです。
下準備としては高圧洗浄機などで汚れを落としてからヤスリなどで既存のトップコートに傷を入れておきます。これは既存トップコートが剝がれかかっているなどの場合は剥がしたりして上塗りする塗料の密着力を高めるためです。
そのうえでアセトン等で脱脂(油分をふき取る)をします。
これらの下準備は塗装をする際には必要です。
参考までに過去に行った様々な塗装の記事を載せておきます。
室外機をどけたり吊るしたりして塗るのですが大変だったので室外機部分を先に塗ってそれ以外を後から塗ることにしました。
トップコートには滑り止め用の防滑剤を入れたほうがいいです。
塗装の難易度は高くないので誰でもできると思います。
塗料は半分以上余っているので次回も使えると思います。
項目 | 費用 |
塗料一式 | 9800円 |
今回のバルコニー塗装で乾燥時間などの感覚は掴んだので近々アパートの共用廊下の塗装も行おうと思っています。
共用廊下もバルコニーと同様のFRP防水+トップコートなので同じ塗料が使えると思っています。
共用廊下のトップコートはヒビが入ったり一部塗装が剥げてきています。
一番の難関が塗装している最中に入居者が歩けなくなるということなので廊下の中心を境に半分ずつ塗るとか夜中に塗るとか対策を取らないといけないです。
FRP防水のトップコートにヒビ等がでてきた問題で建築業者の社長に見にきてもらった
トップコートは数年置きに塗り直さないとこうなっちゃうがFRP防水自体は特に問題なく放置でもいいらしい
春に鉄骨階段に貼った長尺シートを見て「これをそのまま廊下に貼るのがベスト。素晴らしい」と絶賛された☺️ pic.twitter.com/Y2cvClAFmo
— ヨッシー🙌自主管理😂DIY大家🙃 (@yossyblog) December 11, 2021
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