宅建試験結果(2020)

資格取得

概要

昨日宅建試験を受けてきましたので結果を報告します。

宅建試験の結果

得点ですが42点でした。

あまり声高には言いませんでしたが過去3回受けた中で一番自信があったので最低45点は取るつもりでしたし、試験が終わった時点でも結構手ごたえはあったのですが今回はうまくはまらなかったです。

配点 ヨッシー
2018 2019 2020 2018 2019 2020
権利関係 14 11 12 10 6 8
法令上の制限 8 8 7 5 8 3
税・その他 3 2 2 3 1 3
宅建業法 20 19 17 19 15 16
5点免除 5 5 4 5 5 3
合計 50 45 42 42 35 33

問題の傾向などは事前に予想してた通りでした。

民法改正によって連帯保証人に極度額を設定しないと無効になったのでそれについて昨日の朝に宅建試験とは関係なく調べていたらそれに関する問題がたまたま出題されました。

試験問題としては「連帯保証人は個人・法人問わず極度額を設定しないと無効である」みたいな問われ方をしたのですが結果としては極度額を設定する必要があるのは個人のみなのでこの設問としては×ですが、変に調べてしまったのでついつい〇にしてしまって見事にひっかかりました・・・。

ですので下記ツイートに関しては大学(法人)が連帯保証人なので極度額は設定しなくてもOKってことですね。

といった感じで宅建試験勉強は不動産賃貸業でも結構役に立ちます。

宅建試験の目的

私はここ3年間毎年宅建試験を受験しており、多分来年も受験すると思います。

理由は別に合格を目的にしているわけではなく、宅建試験については常に合格できる程度の知識は最低限保っておきたいからです。

宅建試験の話をすると「不動産投資するのに宅建なんか必要なの?」って必ず言ってくる人がいるのですが、受験する目的は人それぞれです。

宅建業に勤めたい人の他に、私のように自己研鑽目的で受ける人もいるでしょうし、就職目的で受ける人も居るでしょう。

不動産投資するうえでも宅建試験の知識って結構役に立ちます。

宅建試験って良いも悪いも幅広い内容を学習するので、自分が興味ない知識も学べます。それによって知識の幅が広がります。

例えば3年前に私が建てたアパートの地域の地区計画が変更になって、用途地域、建蔽率、容積率、高度地区が緩和になった一方、防火地域になったり敷地面積の最低限度などが厳しくなりました。

こういった単語なども宅建試験の知識を得ていると話を聞いただけでパッと頭に入ってきます。

宅建試験の傾向

今年の宅建試験のボーダーは37点前後を示している専門家が多いみたいです。

ちなみに過去4年(2016~2019)の合格点は古い順から35,35,37,35で、2020年も37点前後であろうことを考えると、もう宅建試験は最低でも35点を取らないと厳しい状況になっています。

じゃあ最近の試験問題は易しくなっているのか?と言えば個人的にはそう思わないです。

過去10年くらいの過去問を解きますが、昔の問題だからといって難しいということは特にないです。

単純に受験生のレベルが上がっているのだと思います。

想像ですが、昔の受験生ってテキストを買うか資格のスクールに通って勉強するのがメインだったと思いますが、今は効率的に学習できるアプリや、問題の傾向を分析するサイトも沢山ありますし、過去問の解説などもyoutubeで閲覧できるのでスクールなんか行かなくても学習しやすい環境が整っています。

ですので今後試験を受けられる方はこういった情報や環境を効率的に利用できる人とそうでない人の差が開いてくると思いますので、古い学習方法に固執せずに新しいやり方を積極的に取り入れる必要があります。

宅建試験の現実

「宅建試験なんてやれば誰でも受かるんでしょ?」みたいなこと言う人が多いです。

先日も妻からこんなことを言われました。

妻

医者が宅建受ければ誰でも受かるって言われた

うーん・・・。こういうセリフは実際に受けて軽々と合格してから言って欲しいですね。。。

私の妹も大学生の頃に宅建2回受けて落ちてるのですが「ちゃんと勉強してれば受かった」みたいなことを言ってました。

妹の場合は海外でMBAの資格取ってくるぐらい地頭は良いのであながち本当かもしれませんが正直イラつきますw

上記でも書きましたが、最近の試験は受験生がしっかりと対策をしてきており、それでも6人に1人しか受からないのが現実です。

今年の試験とかも安全圏な点数は40点くらいだと思いますが、試験で8割取るためには過去問丸暗記だけでは絶対に達しません。

ちゃんと試験内容を理解しないといけませんし、今年の民法改正内容もしっかりと対応できた人じゃないと合格しないと思います。

ちなみに試験会場は概ね30代くらいの方が多かったですね。

私より年上であろう受験生は見た感じ数人しか居なかった気がします。

年齢的にもう試験勉強はキツイと言う方もいますが、個人的には特に記憶力の低下は感じませんしやる気さえあれば60代、70代でも合格は可能な試験だと思います。

残念ながら今年亡くなってしまいましたが79歳で宅建試験に合格して80歳で宅建業を開業されて業績も順調に伸ばされた方も居るので年齢を言い訳にしてほしくはないです。

来年の宅建試験

話は早いですが、私は多分来年も宅建試験を受験すると思います。

妻は今年受けませんでしたが来年は夫婦でまた受験しようと思っており、昨日の夜に少し会話しました。

妻

一生受けたくないし宅建を憎いとさえ思う

あれ?そういうテンションなの??

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