概要
私は先日不動産業者に売却を依頼しました。売却時に事前にやっておかねばいけないことについて記載します。売却不動産の登記住所の変更手続き
マメな人は関係ないのですが、自宅住所を引っ越した際には不動産登記されている住所も変更する必要があります。実際は手続きを怠っていたとしても罰則などはないので私の場合は放置しています。
固定資産税の通知が届きにくくなりますが、最終的には都税事務所の方が調べて現住所に送付してくれます。
売却がまとまって売買契約を締結する際に売主側の印鑑証明を取る必要がありますが、印鑑証明書記載の住所が不動産登記されている住所と一致している必要があるため、
売買契約締結までには住所の移転登記をする必要があります。
所有権移転をしてくれる司法書士にお願いすることもできますが当然ぼったくられるので自分でやったほうが安くできます。
私の場合の手続き手順
一応良い機会ですので所有不動産(区分など)5件に対して一斉に住所変更をする手続きを進めていますが私の場合はとにかく大変です・・・下の図を見ていただければわかりますが、「青枠」が私の引越し履歴で、住んでいる時に取得した物件名を下に記載しています。
しかも一度本籍を移動しています。
一番酷いのが①杉並区の物件(トランクルーム)を所有してから6回引越しをしています。
従って①杉並区の物件の住所変更登記を行うには6回引っ越したという履歴が必要になります。
1.戸籍の附票の取得
戸籍の附票というものを役所から取り寄せると、本籍を動かさない限り、引っ越した履歴を全て取得することができます。私の場合は杉並⇒豊島⇒新宿⇒墨田と引越しをして、そこで本籍を移動したのでここまでの履歴は杉並の役所で取得することができます。同じ手続きを墨田の役所でも行うことによって全ての履歴をそろえることができます。
私の附票をぼかして掲載します。
2.取得した戸籍の附票を法務局に送付
ここも面倒なのですが、物件を管轄する各法務局に送付を行う必要があります。私の場合は下記の法務局に取得した戸籍の附票と登記申請書と手数料を送付しなければいけません。ですので戸籍の附票は各法務局に送る数だけ取得しておかなければいけません。「東京法務局城南出張所」「東京法務局杉並出張所」「東京法務局墨田出張所」「横浜地方法務局港北出張所」
現在の状況
一応戸籍の附票は取り終わったので、これから各法務局に一斉に送付します。ちなみに適当な法務局に行くだけで全て行えるのかと思っていたのですが全然甘かったです。
マイナンバー制度が整えばこういった手続きも簡略化されるのでしょうか。
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