概要
昨日1棟目アパートの退去立ち会いに行ってきましたが水周りがカビだらけで参りました退去立ち会い
退去者は新築時から住んで頂いた方で4年近く住んだことになります。退去通知の時の状況はこちらに記載しております。
入居者と待ち合わせをして室内を見せて頂きました。
部屋自体は丁寧に清掃して頂いていてフローリングとかも全然傷もなく非常に綺麗に使って頂いたことが伝わります。
入居者によってはフローリングを傷だらけにされたりするので有難いです。
ただ水周りを見せてもらった際に洗面台のキャビネットや配水管がカビだらけでした・・・。
これはもう交換しないと貸せないですね。
クロスも交換する必要があります。
床(CF)も奥のほうが変色してますがそこまでやっちゃうと規模がでかくなるので多分やらないです。
入居者曰く「1ヶ月置きに水拭きしたりしたが湿気が止まらなかった」との事でした。
キャビネットの中に乾燥剤とか入れてあったので努力した跡はありました。
入居者に善管注意義務違反は問えないので預かった敷金は清掃費用を除いて全額返金となります。
ただ24時間換気などをONにしていれば大分違ったんだろうなとは思います。
カビの原因
カビだらけとなった原因についてですがよくわかりません施工不良
退去立ち会いは多々経験していますがここまでカビだらけなのは初めてです。
ほとんどの部屋ではカビは全く発生していないのでこの部屋の洗面台設置工事があまり良くなくて水漏れなどが発生していたのかもしれません。
製品不良
洗面ボウルとキャビネットは中国製なのですが給配水管は国内の一流メーカーのものを使っています。
あとほかの部屋は大丈夫ですから製品不良というのも違うかな・・・と思います。
場所の問題
1階ですのでカビとかは発生しやすいのでそういった影響もあるのかもしれません。
対応案
とりあえず交換は確定なのですが方針が定まっていません。①現在取り付けているキャビネットや配水管を同一製品の新品に交換
⇒仮に製品不良の場合、再びカビだらけになってしまうのではないかと危惧しています。
次回は水漏れなどがないよう施工することで問題ないということでしたらこの対応で良いと思います。
②コンパクトサイズの洗面台(別製品)に交換
⇒懸念点として、設置できる幅が480mm、奥行が360mm程度しかなく既製品で中々設置できる製品が見つかりません
既製品の洗面台ってコンパクトサイズでも大体幅が600mmです。
③洗面ボウルは既存のものを活かして、キャビネットの代わりに棚を設置
(扉を設けないことで通気性を良くする)
⇒幅480mmにピッタリ合う棚を材工とかで作って通気性を良くしておけばカビは防げるかなと思います。
水周りの業者へ相談
とりあえず上記と同じようなことを水周りの業者にメールで投げてみました。個人的には③が一番無難なのかなって思っています。
時間の猶予がない
この部屋はもう次の入居者がほぼ決まっています。まだ未契約ですが30日に室内を見に上京してきて問題なければそのまま契約予定です。
このままの状態で内見したら確実に不安になると思います。
ただ内見までに直すのは無理なので「入居開始日までに全て交換する」ことを説明して納得してもらうしかないです。
建築会社の瑕疵ではないか
個人的には施工不良な面もあるのかなって気がしているのですが立証するのは難しいでしょうし、竣工から4年経っているので責任追及は難しいかもしれません。あとこの建築会社は過去に不具合とかあっても瑕疵として認めようとしないので今回も聞いてくれない気がします。
ただ一応駄目元で指摘してみようかなとは思っています。
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