概要
一昨日「2棟目アパート」の退去立ち合いとハウスクリーニングを行ってきましたのでそちらの内容について記載します。
ダストボックス破壊
アパートへ行ったらダストボックスが凹んでいました。
おそらく誰かが故意か過失でダストボックスに何かをぶつけたのだと思います。
このままでも使用上は問題ありませんので放置してもいいのですが、こういったものを放置すると美観も損ねて入居付けに影響したり入居者たちのモラル低下も招いたり、管理ができていないと見做されかねないので対応することにしました。
保険会社へ連絡
アパートの火災保険でこういった破損に対して対応してくれる場合があります。
まずは該当の保険商品を斡旋してくれた担当者へ連絡しました。
かくかくしかじかで破損しているので保険で対応できますか?
承知しました。保険会社へ事故受付します。
しばらくして保険会社から連絡がきて事情を聞かれました。
今回はどのように対応される予定でしょうか?
修理の場合は修理見積書を出して頂ければ対応できますし、修理不可との事でしたら新品交換費用を保険で対応できると思います。
極力安価に直したいのでメーカーに凹んだ箇所の部品だけ注文できるか確認します。
注文できた場合は私のほうで交換します。
承知しました。
それでは対応が決まったらまた連絡をお願いします。
というわけで物置のメーカーに電話したら凹んだ箇所の部品だけ注文できるようです。
価格はまだわかっていませんが2~3万円程度で取り寄せできるのではないかと思います。
退去立ち合い
続いてアパートの退去立ち合いを行いました。
入居期間は1.5年程度と短いので綺麗であることを期待していましたが裏切られました。
フローリングの上に座るとズボンが埃で真っ白になりましたのでおそらく入居中はほとんど掃除していなかったと思います。
大体の入居者は退去前にある程度掃除してくれるのですが基本的に他人の設備を借りているって意識が低いんでしょうね。
まあクリーニング代は預かっているので文句を言うつもりはありませんが。。。
ちなみにこちらの部屋の窓を開けると隣のアパートの廊下から丸見えになってしまうので前回の現状回復時にスモークフィルムを貼りました。
それから1.5年ほど経って今回の退去立ち合いで確認しましたが特にフィルムは剥がれていませんでしたので引き続き貼ったままにしようと思います。
ハウスクリーニング開始
というわけでその日のうちにハウスクリーニングを開始しました。
こちらの部屋は既に先行申込が入っているのですが明日内見に来られるので部屋が汚い理由で契約してもらえないと困るので特に念入りに掃除しました。
ハウスクリーニングは地味な作業ですが手を抜いてはいけません。
私のほうで基本的には現状回復は全て行うのでハウスクリーニングも自前でやりますが今年に入って2件ほど入居者から掃除が行き届いていないとクレームがきました。
ハウスクリーニング必須道具
掃除の際に色々な道具を使いますが特に有効なのは下記道具となります。
- 高圧洗浄機
- 歯ブラシ
- メラミンスポンジ
過去にこれらを使った現状回復方法の詳細や費用についてブログに記載しましたのでリンクを貼っておきます。
バルコニー
バルコニーの掃除は非常に苦労します。
私はかつてバルコニーをひたすらデッキブラシで擦っていたら腰を傷めたことがあります。
今は高圧洗浄機を使えば10分くらいでこんな感じで一掃できます。
シャッターや窓枠も非常に苦労しますが高圧洗浄機で隅々まで綺麗にできますし、水を使えない手が届かない箇所についても歯ブラシを使えば綺麗にできます。
エアコン
エアコンはそれほど汚れていませんでしたが分解して洗浄しました。
分解して薬剤を噴射してしばらく放置したあとに高圧洗浄機で洗い流せばOKです。
浴室
浴室が一番キツかったです。
バスタブとか蛇口が全く掃除しておらず石鹸カスなのか垢が固着したのか真っ白になっていて普通に拭いただけでは全く落ちませんでした。
バスタブを触ると目に見えるくらいザラザラしていました。
以前入居者から「バスタブがざらついている」とか「鏡にウロコが残っている」とかクレームが来たことがあるので特に気を付けて掃除する必要がありました。
仕方がなく急遽100均へ行ってバス掃除に関するグッズを買ってきて再度トライしました。
最終的に浴室用のクレンザーと焦げ錆び取りようのタワシなどを使って研磨して綺麗になりました。
浴室の鏡もウロコが付いていましたがサンポールにダイヤモンドウロコ取りを軽く擦ることで綺麗になりました。
キッチン
キッチンも全く掃除しておらずレンジフードの隅々まで油まみれになっていて非常に苦労しました。
油を落とす薬剤をスプレーしておいてから拭き取ったり細かい箇所は歯ブラシを使って丁寧に落としました。
清掃完了
昼頃から掃除を開始して共用部分の掃除も含めて最終的に全ての掃除が終わったのは深夜になってしまいました。
最後にドアのシリンダーを交換して現状回復は終了です。
まとめ
というわけで「2棟目アパート」の原状回復について記載しました。
不動産賃貸業を行っていくうえで物件管理よりも融資を獲得して物件を建てたり買ったりするほうが面白いですし、物件管理にしてもハウスクリーニングは極めて地味な作業ですので最も外注したい作業の一つだと思いますが、私は今後も外注するつもりはありません。
今回の現状回復はかなり気合入れてやったので明日の内見はきっと良い結果になってくれると思います。
来週は「1棟目アパート」の壁紙張り替えなどの現状回復も続きます。
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