退去に怯える必要はない

1棟目アパート運営

概要

先日「1棟目アパート」で過去最短記録を更新する入居後5カ月での退去となってしまいました。。。

一般的に退去が発生すると空室期間中の家賃は入ってきませんし、原状回復費用や再募集にあたってのAD(広告費)などがかさみますので、一般的には家賃の3~6カ月分くらいはロスしてしまう感覚ではないでしょうか?

今回の部屋は繁忙期に入居いただいたにも関わらず速攻で退去となったので、繁忙期外で再募集しなければいけません。

オーナーにとって短期での解約は本当に頭の痛い話なのですが、私の場合は退去が発生しても費用面に関しては大したことありませんので今回はその辺りの話について記載します。

退去&原状回復

今回は退去する入居者と都合が付かなかったので、事前に退去してもらった空の部屋を私のほうで確認しにいきました。

5カ月しか住んでいないので大して汚れてはいませんでした。

ラッキーだったのが契約自体は9月下旬まであったのですが入居者が8月末には退去してくれたのでその分早く募集をかけて内見してもらうことができます。

退去確認したその日のうちにクリーニングを済ませました。

エアコンを分解洗浄するほど汚れていなかったので今回はしていません。

こちらの部屋は新築時から壁紙交換をしておらず、流石に劣化が目立ってきていたので今回クロスの交換をすることにしました。

こちらの部屋は天井が高く、天井まで貼るのは私では厳しく手が届く範囲しか汚れていないのでその部分だけ剥がして張り替えました。

こんな風に階段や手すりがあるので貼るのも大変です。

 

張り替えた壁紙との境目にはトリムボーダーを貼って目立たなくさせています。

入居者募集

原状回復が終わったのが9月上旬です。

何人か内見に来たようですが9月20日頃に申し込みが入りました。

入居開始希望が11月だったのですが流石にそこまで待つのは厳しいので交渉の結果、10月中旬からとなりました。

中々感じの良さそうな方で、無事賃貸借契約も済ませたのであとは入居を待つのみです。

空室に伴う収支

今回の空室に伴う収支はこんな感じです。

  金額
収入
短期解約違約金 67000
退去時清掃費用 33000
礼金 67000
支出
空室に伴う収入減 -60000
広告費(AD) -67000
壁紙+トリムボーダー購入費 -7500
合計 32500円

今回は短期解約違約金をいただいたので空室が発生しましたが結果的にはずっと入居中だった場合に比べて収入が増えてしまった形になります。

今回の入居者は特に揉めることもなく短期解約違約金を払ってくれましたが、家賃以外に請求する費用で揉めたくないのであれば、短期解約違約金や更新料まで補償してくれる保証会社を選択することをおススメします。

私の場合は原状回復も基本的には自分でやりますので空室が発生してもいわゆる空室損というものはあまり発生しません。

今年の繁忙期に退去が多数発生した際に行った原状回復内容と費用を以前ブログに記載したので載せておきます。

新築を建てると契約更新月が一斉に発生して、退去も多数発生しますがその一方で更新してくれる入居者もいます。

例えば更新を迎える部屋が2部屋発生して、1部屋が更新して1部屋が退去した場合、1部屋分の更新料をもう1部屋の現状回復費用や広告費にまわすことができますので、私の場合は繁忙期に退去が多数発生しても結果的に収入が増えてしまうことが多いです。

というわけで空室に怯えるオーナーさんは多いと思いますが、自ら汗をかいたり色々工夫すれば退去が発生しても粛々と次の入居者を迎える努力をするだけですので大したことはありません。

それでもやっぱり退去しないに越したことはないですよね。

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