洗面台一式を交換した手順と費用公開

1棟目アパート運営

給排水管から漏水

4月中旬に「1棟目アパート」退去後の確認に行ったのですが、洗面台の給排水管にサビがあったり、周辺の洗面台や壁紙にカビが若干見られました。

「1棟目アパート」の洗面台は過去に何度か漏水が発生しており交換を行っています。

2019年2月発生の漏水

2019年8月発生の漏水

今回の漏水は過去に発生したものよりは軽微でしたが、原因が漏水なのは明らかなのでこのまま放置すると状況は更に悪化するでしょうし、入居者に取っても気分の良いものではないので交換することにしました。

ちなみに入居者にもヒアリングを取りました。

ヨッシー
ヨッシー

給排水管がサビてますね。

入居者

気になっていたので洗面台の扉を開けて換気とかしてたんですけどね・・・

ヨッシー
ヨッシー

わかりました。

交換の方向で検討します。

それって私が費用負担するのでしょうか?

ヨッシー
ヨッシー

いえいえ。

通常使用での劣化ですので私のほうで直します。

この洗面台って中国製の安価なものを入れてしまったこともあり、今後も交換する部屋が度々発生すると思っており、前回業者に交換してもらった際の手順などをブログに残していました。

交換製品選定

「1棟目アパート」は18㎡弱と狭いにもかかわらず独立洗面台を確保しているので洗面台を設置するスペースも狭いです。

このような感じで洗面台を置くスペースは457ミリしかないので、通常のメーカーの洗面台を置くことができません。省スペースと呼ばれる洗面台でも600ミリは必要です。

というわけで前回設置したIKEAの洗面台なら上記スペースでも置くことができますし費用も安価なので今回も前回と同じ製品を設置することにしました。

ただ残念なことにIKEAの店舗に買いに行ったのですが前回設置した製品は生産終了となってしまい在庫もなかったので今回は別の製品を購入しました。

購入費用

洗面台の構成は下記となっており、最低限これらの製品を買えば設置できます。

今回のアパートの場合はお湯と水が出るので給水管は2本必要で、止水栓を付けておくと水道メーターまで行かなくても止水栓を捻るだけで水を止めることができるのでつけたほうが良いです。

今回はこれらの製品を購入しました。

項目 費用
洗面ボウル 12,000円
洗面台 8,000円
止水栓付給水管(2本) 4,488円
混合水栓 2,990円
その他 1,880円
合計 29,358円

設置費用見積もり

前回は製品を施主支給して設置を業者に依頼しました。

今回もとりあえず前回依頼した業者に連絡を取ってみました。

ヨッシー
ヨッシー

すいません。

前回と同様の工事を依頼したいので見積もり貰えますか?

 
業者

すいません。

前回担当した○○が退職してしまい、工事場所最寄りの担当者が居ないため費用は結構高額になってしまいます。

というわけで出てきた見積もりはこちらです。

うおー!高い・・・。

依頼しても総額10万以内には収まりますが、製品代より設置費用のほうが倍近くかかってしまうので業者に依頼するのは止めて自分で設置することにしました。

設置作業

というわけでDIYで設置することにしたのでまずは既存の洗面台を外しました。

洗面台を外してしまうと床から水が噴き出してしまうので、事前に水道メーターの元栓を閉めておきます。

洗面ボウルと洗面台はシール剤でくっついているだけで、洗面台は壁にビス留めしているだけですので、ビスを外してサイドのシール剤をカッターで切れば簡単に外れました。

混合水栓と給水管は六角レンチで外れます。

ただ残念なことに給水管が完全な円筒だったので六角レンチでは引っかかる場所がなくこれ以上外せませんでした。

仕方がないのでパイプを外す工具(パイプレンチ)を購入して再度チャレンジして外しました。

パイプレンチはギザギザになった刃がパイプに食い込んで外すのですが、レンチを回す際に刃がパイプに更に食い込む仕様になっています。

こうやってみると漏水の箇所は給水管の根本が錆びてるのでこの辺りな気がします。

給水管を外した後は、石膏ボードにカビ発生を防止する塗料を塗った後に汚れた壁紙を張り替えました。クッションフロアも汚れていますがどうせ新しい洗面台を乗せたら隠れるので今回はこのままで行くことにしました。

こんな感じで新しい洗面台を組み立てて仮置きして洗面台と給水箇所が干渉する箇所は洗面台をカットしたりするのが面倒です。

新しい給水管には漏水を防ぐためにシールテープというものを巻くのが必須です。

時計回りに10回程度巻きます。

設置の際もパイプレンチで締め上げます。

一応こんな感じで仮置きをしてみた状態で水道メーターを開栓して漏水が発生しないことを確認しました。

次に洗面台を壁に固定する作業ですが、残念なことに壁に下地が入っていないので石膏ボードにビスを打てる製品を埋め込んでからビス打ちしました。

しっかりとビスが抜けることなく締め上げられたのでこれで大丈夫だと思います。

排水管はIKEAの場合は蛇腹なのですが、排水口に突っ込むだけだと抜けてしまうリスクや臭いが上がってくるのでこんな感じの防臭キャップを設置しました。

端部に関してはこのような感じでシール処理をしました。

別にしなくてもいいのですが、やらないと水滴が壁と洗面台の間から入ってカビなどの原因になりますし、物が落っこちてしまうのを防げます。

そんな感じで設置後はこのような感じです。

少し出っ張ってますがこれしかなかったので仕方がないです。

太めの私でも問題なく洗面所で着替えられるスペースはあるので、次の入居者は細目の女性っぽいので問題ないでしょう。

というわけで費用3万円弱で交換できました。

ちなみに火災保険の水漏れ特約に入っているので保険会社には漏水による保険請求をしていますのである程度の費用は下りる気がしています。

これまで3部屋洗面台を交換していますが、最初に交換した時の費用は約10万円で、2回目は6.7万円で、今回は3万円とどんどん安価に収められています。

初めて漏水が発生した際に製品も含めて業者に交換を依頼した際の見積もりは26万円強だったので漏水のたびに業者に丸投げしていたらと考えるとゾッとします。

やはり賃貸運営は自分でできることはどんどん自分でやっていかないとお金は残らないと再認識しました。

まとめ

というわけで洗面台一式をDIYで交換した手順と費用について記載してみました。

水周りってヘタに素人が手を出すと再度漏水の原因になったりするので万人に勧めるつもりはないですが、手順としては結構簡単ですのでDIYが得意な方は自らやってみるのもアリだと思います。

今回は空室時だったのでDIYで交換しましたが、入居中の漏水でしたら短時間で確実に作業を行う必要があるので業者に依頼していたと思います。

こんな感じでDIYでやるか業者に依頼するかはケースバイケースで考えるのが良いかと思います。

よろしければ最後に応援クリックのご協力をお願いします
1棟目アパート運営DIY
スポンサーリンク
シェアする
ヨッシーをフォローする
不動産賃貸業と主夫で経済的自由を獲得

コメント

タイトルとURLをコピーしました