概要
先週金(ゴールド)投資について金先物業者の話を聞いてきました。金投資検討のきっかけ
消費税還付を受けるために一昨年の冬にゴールドをとある先物業者から1000万円分購入しました。目的は課税売上を計上するために購入したので相場変動の結果利益を上げるものではありませんでした。
購入した次の日には売却する予定でした。
ゴールドを購入する際は購入する理由を記載しなければいけないのですが、購入理由を先物業者の人に説明してもあまり理解してもらえませんでした。
先物業者の人にしてみたら購入してすぐに売却したら損するのは明らかなのに何故購入するのか?と言った感じのことを言われました。
その後、その先物業者には消費税還付目的でゴールドを求める投資家が殺到したそうです。
その後、その先物業者の営業マンから定期的に書類が送られてきたり営業を受けていたのですが、先週直接会って話を聞いてきました。
理由は先物業者の営業マンと話をすると株や為替や原油など世界経済全体の話をしてくれて結構勉強になるからです。
会ってみて色々話を聞いたのですが一言で言えば「今後は円安・株安になるから今後は金が上昇傾向になる」というものでした。
株安と金相場の関係
一般的に株価と金相場は逆相関の関係になるそうです。景気が良いときは株価が上昇するので投資家は資産をゴールドから株へ移動するようです。そうなると金相場は下がり株価は上昇します。今後は日本の株価も20000円台を回復することは期待できず株価は下落基調にあるためゴールドは相対的に上昇するだろうとの事でした。
株に投資していると資産が目減りしていくので投資家は有効な投資先として安全なゴールドへ流れることは歴史的にも証明しているそうです。
円安と金相場の関係
一般的に円安になれば輸入される物の価格は上がるのでゴールドも上昇するとのことです。円相場は一時期ドル円で125円くらいまで円安が進みましたが今は110円程度です。個人的には中国経済低迷やアメリカも今一つであり世界経済が不安定になりつつあるので安全通貨の円に資金が流れて円高傾向は続くと思っているのですが、
先物業者の話では長期的にはドル円で150円程度まで行く可能性があるのではとのことでした。そのあたりはいまひとつ釈然としませんでした。
私個人の状況
私の場合は資産を不動産と円に集中しているので今後株安・円安傾向になると資産を減らすことになります。株安になれば遅れて不動産の価格も下落傾向になるでしょうし円安になれば円で保有している人は資産価値は当然減ります。
そうなった場合の分散投資としてゴールドに投資しておけば不動産や円の価値が下がってもゴールドの価値はあがるのでリスクヘッジになるのかな?と思いました。
私はあくまでメインは不動産なので余計なものに投資して不動産に悪影響を与えては意味がありません。
先物業者の提案書を見たら「ゴールドを50キロほど買う」というものでちょっと金相場が下がったらすぐに500万、1000万円くらい吹き飛ぶような感じでこれはさすがに投機的だと思いました。
数日以内にどうするか回答するとなっているのでちょっと検討してみようと思います。
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