記事概要
(一財)日本不動産研究所(JREI)は22日、38回目となる「不動産投資家調査」(2018年4月時点)結果を発表した。
賃貸住宅1棟(ワンルームタイプ)の期待利回りは、東京の「城南」が4.5%で横ばい、「城東」は0.1ポイント低下した。地方都市では、利回りの低下と横ばいとが混在する結果に。
今後1年間の投資スタンスを聞いたところ、「新規投資を積極的に行なう」が90%(前回比1ポイント上昇)に上昇。「当面、新規投資を控える」は8%(同変化なし)で横ばい。米国の金利動向や日銀の金融政策などに注目が集まり、全体としては投資家の投資意欲は積極的な姿勢が維持された。
記事を読んでの感想
ここのレポートは定期的に興味を持ってウォッチしており昨今の融資引き締めによって物件価格の下落兆候を感じつつあるので最新の情報を気にしていました。
結果としては期待利回りは今までと横ばいとなりました。
また、投資家目線としては今までと同様に投資意欲は高いようです。
要するに買いたい投資家は沢山居るが、融資引き締めによって買えない投資家が増えているというのが状況のようです。
ですが現状としては物件価格下落傾向が数値としては現れていないようです。
上記表を見るとリーマンショックのあたりが明らかに投資家も冷え込んでいて、物件価格も下がっています。
私はリーマンショックの少し前に物件を買い漁ったので始めた時期としては最悪でした。
毎日日経平均株価が1000円以上暴落する状況で不動産価格にも割りとすぐに影響が出ました。
調査時点では既に融資引き締めの影響で新規サラリーマンに対する融資は厳しい状況なのと、スルガ銀行による融資はほぼ止まったりと大騒ぎしている最中での結果です。
今のところ現場としては大きな影響として現れていないのが現状のようです。
基本的に景気自体は後退局面にはなく、相変わらず不動産に対して投資したい熱は高いようなので今後の物件相場は多少は下がると思いますがリーマンショックのときのような大きく下がることはないと思います。
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