適温相場は継続するのか?

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適温相場は継続?

昨年末に、物件価格が下落基調の中で今後待ち続けるのが良いか、買い進めるのが良いのかについてブログを書きました。

物件価格は下落基調だが待ち続けるのは正解なのか

その時には「今は無理して購入すべきではないが、今後はそれほど安くなるとも思えないので投資指針にあった物件があれば買っても良いのでは?」と書きました。

その後、年明けに日本不動産研究所による2019年の不動産市場に関する予測がグローバルな視点で書かれていて内容もしっくりくる内容だったのでシェアします。

適温相場継続?2019年の不動産市場はどう動く。日本不動産研究所定例講演会

金融緩和が終了する可能性は事実上ゼロ

⇒日銀の金融緩和が終了すると結構影響が出てくると思いますが当面は現状維持との事です。
現在の低金利が続き、融資も出る人には出る状態がキープされていれば不動産市場が暴落するというシナリオは考えづらいです。
私が一番気にしているのが金利上昇なので近々にそれがなさそうなら有難いのですが。。。

不法な貸付の影響は限定的

⇒不動産投資家に対しての不法な貸付け露見などにより、ローンの貸出残高の伸びが抑えられたのではないかという予想もあったが、実際には2016年後半から減少しており、不祥事の影響は限定的だそうです。
多少は影響が出ているという金融機関もあると思いますが、かぼちゃやスルガショックって一部の不動産投資家には影響がありましたが、リーマンショックなどのように世界経済に大打撃を与えたようなものではなく影響は限定的でしょうし既に騒動は収まりつつあります。

不動産市場が過熱していない

⇒確かにここ数年で不動産市場は加熱して相場も上がりましたが個人的にはバブルなどとは全く思えません。
過去35年の地価推移を見ると日本全国だろうと東京だけでみてもここ数年で若干上がったかな?ってレベルです。
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改めてみるとバブルの頃の山ってすごいですよね。。。
ここから2019年にガクっと暴落するとも思えません。

今後のリスク要因として以下を挙げていました。

・米中貿易戦争の帰趨など世界経済の変化
・人手不足、災害などによる景況悪化
・消費税率の引き上げ
・五輪前後の経済の動き

⇒個人的には消費税率引き上げによって過去にも景気悪化などが見られたので果たして10%に上がることでどのような影響が出るか注視したいと思います。

まとめ

結論としては以下の感じで締めています。

・緩和的な金融政策を背景に、投資意欲は高い状況が続く
・市況が過熱化する可能性は低く、利回りの低下はごく緩やかなペースを維持する
・景気後退が差し迫っている兆候はなく、当面は賃貸需給が引き締まった状態が継続
・不動産価格の緩慢な上昇基調が続く可能性が大きい

⇒個人的には不動産の相場は若干下がるかな?と思っているのですが、上昇基調が続き若干の利回り低下すらあり得ると結論づけています。
去年はスルガショックなどがあって融資の扉が一気に閉まった印象がありますが、金融機関の担当者とかにヒアリングすると影響は限定的だったと思います。
そんな感じで去年は物件の購入を様子見ていましたが徐々に物件探しなども再開させてみようかな?と思っています。

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