概要
昨年の12月15日に会社員をリタイアしたのでちょうど1年経ちましたので今の所感を書いてみます。リタイア理由・その後
リタイアしてあっという間に1年経っちゃったな~というのが感想です。リタイアした理由は色々あったのですが集約するとこのような感じでした。
SE自体の仕事は嫌いじゃなかったのですが組織に振り回されて自分の望まない現場をたらい回しにされるのが我慢できませんでした。
あとは組織の部長が尊敬していた上司(Aさん)から反りが合わない上司(Bさん)に代わって居心地が悪くなったのもあります。
ですが私を含めてBさんと反りが合わずに辞めた人が多数出たこともあって、組織の部長はAさんに戻ってBさんも退職してしまいました。
不動産に専念したい
当時は2棟目アパートの建築中で竣工後は会社員をやりながら複数棟の自主管理をできる自信がなかったり、3棟目や4棟目と建築していって規模を拡大したいと考えていました。
そのためには融資先開拓や土地探しなどに専念したい思いも強かったです。
ですが今年はご存知のようにスルガショックもあり融資も厳しくなり私自身のマインドも拡大より既存物件の維持へと変わっていきました。
当時は埼玉在住だったので通勤に1時間半くらいかかっていたので満員電車通勤が苦痛でした。
ですがリタイアして3ヵ月後に妻の転勤で都内に引っ越したため職場への近くになってしまいました・・・。
子供が産まれることも想定してのリタイアでしたが、現状では子供は居ないので専念するほど家事があるわけでもありません。
リタイアは失敗だった?
このように羅列してみるとリタイア前に思い描いたことと現実って結構違いました。会社員にしても我慢して出社し続けていたら元の上司の下で働くことができたでしょうしやりがいのあるプロジェクトに携わることもできたかもしれません。
住まいについても現在は新宿まで30分の距離に住んでいるので通勤時間も苦痛ではなかったと思います。
ではリタイアは早まったのか?と言われればそんなことはなくリタイアして100%良かったと思います。
会社員の仕事って内容によってはやりがいを感じることもあるんですけど基本的にはストレスが溜まることが多く、思い返してみても私には合わなかったです。
今は人付き合いも仕事内容も自分で選べますのでやらされている感がないのでストレスをほとんど感じません。
出社したくない日に暑い日も寒い日も満員電車乗って嫌な上司と同じデスクに座り続ける生活に耐えられる自信がもうないです。
常に「早く土日にならないかな?」と期待して月~金曜日を耐え続けているのって人間として極めて不幸なのでは?って考えてました。
仕事が好きでやりがいを感じて働いている会社員は幸せかもしれませんが、生活のために我慢して出社し続けている会社員は本当に可哀想だと思います。
前職同僚と飲み
昨日の夜に私が辞めた会社員時代の同僚と飲みに行って来ました。私が辞めた後の会社は親会社に吸収合併されて一部上場企業になったのですが結構悲惨なことになっているようでした。
合併を機に給与体系なども見直されて概ね給料とかは下がっているそうです。
特に上層部から能力がないと看做された人は40代とかでも新人レベルの給与ランクに見直されてしまって暗に転職をしないと生活できないレベルまで落とされているようです。
こういった事情もあって合併を機に社員の退職が相次いでいるようで上記で書いたAさんとかは頭を悩ませているようです。
このような話を聞いてしまうと尚更辞めて良かったなと思ってしまいますが、元々一緒に働いていた同僚などが厳しい立場に追いやられているのは複雑な感じでした。
会社員って一応身分が守られていますが、自己研鑽などしている人と、ただ会社にしがみついている人って2極化していて後者だといつ身分の保証が外されてしまうかわかったものではありません。
会社員以外の副収入の道を探るか、会社員として勤めあげるなら会社にしがみつくのではなく会社がなくなっても独り立ちできるような能力を身につけてないと厳しいな~と感じてしまいました。
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