概要
そろそろ宅建の勉強をやってみようということになり宅建の復習と模試を受験してみました。
後半はおススメの学習法を紹介します。
宅建学習開始
去年は8月中旬頃から学習を開始したのですが妻はあと一歩合格には届きませんでした。
ちなみに去年の結果はこんな感じでした。
今思い返してもあと一歩だったので悔しいです・・・。
そんな苦い経験があるので今年は去年より少し早く学習を開始しています。
私はテキストを一通り眺めてみましたがやはり人間の記憶は忘れるようにできているようでかなりの部分を忘れています・・・。
従って2回目の受験をすることで知識の再定着をはかることができるので意味はあるかと思います。
妻は宅建業法のあたりを講義のDVDを見ながら復習しているようですが去年と違って意味不明ということはあまりないみたいです。
夫婦で模試を受験
LECが宅建士0円模擬試験を開催しているので夫婦で受験して現時点での力量を把握してみました。
一応結果はこのような感じでした。
配点 | ヨッシー | 妻 | |
権利関係 | 14 | 12 | 7 |
法令上の制限 | 8 | 4 | 1 |
税・その他 | 3 | 3 | 0 |
宅建業法 | 20 | 14 | 10 |
5点免除 | 5 | 5 | 1 |
合計 | 50 | 38 | 19 |
うーん・・・。妻の点数の落ち込みが激しいですが去年は直前に一夜漬けのような感じで暗記項目を叩きこんで点数が取れたような面もありますのでその辺りがすっかり忘れているようです。
私自身も暗記した数字など軒並み忘れていて暗記が多い「法令上の制限」など全然取れませんでした。
妻は去年「法令上の制限」と「5点免除」は満点でしたが見事なまでに点数が取れていません・・・
今の時点でこれだけ取れていれば上出来だ
このような感じでポジティブなのが救いですが、「法令上の制限」と「5点免除」はまた覚えなおせばある程度は取れるでしょう。
むしろ本質的にわかってないのが「税・その他」の辺りだと思います。
具体的には「譲渡所得税」「不動産取得税」「固定資産税」「印紙税」といった税金に関することや「地価公示法」「不動産鑑定評価」といった土地の評価に関する内容です。
私とか不動産賃貸業をされている方は税金や土地の評価といった内容は日頃から馴染みの深い内容なので理解しやすいのですが不動産とか所有したことない人にとっては取っ付きづらい内容のようです。
本質的に理解してないと厳しいので今年は早めに弱点を潰してもらえたらと思っています。
※0円模試は明日まで受験可能なようなので興味ある方は受験してみてください。
おススメ学習法
ここからは個人的におススメな学習法を紹介します。
アウトプット中心の学習を!
通学で講義を受けたり通信で動画を見たり参考書を眺めるなどのインプット学習と、過去問や模試などを解くアウトプット学習がありますが、アウトプット学習を中心にしたほうがいいですよ。
参考書などを一生懸命眺めて赤線をいっぱい引いたりノートに写経しても自分への自己満足は満たせると思いますがあまり意味ないです。
極まれに天才的な人がいて参考書をひとめ見ただけで写真のように記憶できる人がいるらしいですがそういった天才は参考書を眺めるだけで合格できるでしょうが大多数の凡人はそれでは解けません。
過去問を解け!
結論から書くと過去問を解きまくるのをおススメします。
講義や参考書などから得られる情報は概念の理解程度に留めておいてメインは過去問を解いて解法を覚えることで徐々に点数が取れるようになります。
最低限過去10年くらいの過去問は解かないと合格圏には届かないと思います。
逆に言えば過去10年くらいの過去問を解いて誤った問題を覚えるだけである程度は何とかなるはずです。
過去問を解くな!
結論から書くと過去問をそのまま解くのはあまりおススメしません。
前で言ってることと矛盾しているかもしれませんが過去問って「四択」なので消去法やノリで何となく解けたりしちゃうんです。
特に下記のような問題は最悪です。
答えは1の1つだけが正しくアだけが正しいのですが、回答者はイだけが正しいと判断しても正解になってしまうので、正しく理解していないまま正解となってしまって本番を迎えたら最悪です。
一問一答を解け!
結論から書くと一問一答を解きまくるのが一番効率よいです。
先ほどの「四択」のアを「一問一答」で解くとこのような感じです。
「一問一答」で設問単位で解いて理解することが重要というわけです。
アプリ中心の学習を!
これは好みなのですが過去問の「一問一答」をアプリで解くことを断然おススメします。
本屋へ行けば宅建の過去問題集は山のように売られていますが、大抵は「一問一答」形式ではなく「四択」形式の問題ばかりです(過去13年分を収録!とか)。
書籍の過去問題集を解いても良いのですが忙しいサラリーマンなどの方は机に向かう時間は限られますのでアプリですと電車の中やお風呂の中などスキマ時間で効率的に学習できます。
アプリの場合は誤った問題だけをまとめて解きなおしたり苦手分野が統計情報として表示されたりと自分の弱点を把握して克服しやすいのもメリットです。
おススメアプリ
このアプリは無料で結構色々な方がおススメしていて私も去年これを使っていましたが、ここ2年くらい更新されておらず過去問も平成28年までしか収録されていないのでさすがに苦しいと思いますが平成16年からの問題が収録されているので古い過去問を解きたい方はおススメです。
最新の過去問が収録されていて「一問一答」で解説もしっかりしていて、過去の誤った問題を抽出して再回答しやすく統計情報もわかりやすいということでこちらのアプリが一番使いやすくおススメです。
ネックなのが無料ではなく360円かかります。
私は360円払うのに半日悩みましたが購入して良かったと思ってます。
ある程度宅建の前提知識がある方はアプリだけ解いて解法を丸覚えするだけでも合格しちゃうんじゃないですかね?
まとめ
というわけで宅建の模試を受験してみた結果とおススメの学習法を紹介しました。
妻にとっても現時点での力量把握と弱点がわかったと思いますので早めに対策を取れば何とかなる気がします。
これから宅建を学習する方は参考書などを眺めるのは程々にしてとにかく「一問一答」形式で問題を解きまくって頂けると割と即効性で点数は上がると思います。
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