緊急事態で室内に立ち入った件で入居者と話し合いをしてきました

概要

先日、緊急事態のため入居者の同意を得ないまま室内に立ち入った件で入居者と会って話をしてきました。

事の経緯

入居者(Bさん)と今月に入って色々トラブルがありました。

2月1日:駐輪場に所有者不明の放置自転車を発見

2月9日:入居者全員に警告文を送ったところ入居者Bさんのものと判明し、駐輪契約したいとの申し出を受ける

2月11日:入居者Bさんの職場の女性から「Bさんが出社してこない」と連絡があり本人と全く連絡が取れず。女性自身がアパートまで訪ねたが応答がないとの事。状況からBさんが室内で倒れている可能性がある判断して職場の女性に暗証番号を伝えて室内に入って頂き無事を確認

所有アパートで緊急事態が発生!

入居者と話し合った内容

入居者の同意を得ず入室した件

まず、Bさんに同意を得ずに室内に入った事に関しては適切な対応でなかったことを謝罪しました。

本人曰く「体調が悪くて室内で寝ていたら扉をドンドンを叩く音がした。出ようとしたら鍵が空いて同僚の女性が入ってきたから非常に驚いた。私の会社の同僚だったからよかったがそうでなければ大変な事になる可能性がある」
との事でした。

今後の対策として以下の対応とさせて頂くこととしていかなる場合でも第三者を室内に入れることはしないと約束しました。
また、他の入居者に対してもこのルールでいきたいと思います。

緊急事態の際は原則私自身が現場にかけつけて対応する

本人と連絡が取れない場合は緊急連絡先の両親に連絡を取る

私が現場にかけつけることができず本人とも両親とも連絡が取れず緊急性があると判断した場合は警察に連絡して判断を仰ぐ

この件に関しては上記で納得して頂き、職場の同僚に伝えた暗証番号から別の番号に変更しておきました。

駐輪契約の件

次に駐輪契約をしたいとの事でしたので駐輪契約の申請書を渡して記名して下さいと伝えました。
記名自体はしてもらえたのですが駐輪代金が高いと言ってきました。

Bさん:「駐輪代が月1000円もするのは高すぎる」
私:「駐輪スペースが限られているため敢えて高い料金を設定して申し込みが殺到しないようにしている」
Bさん:「屋根もない駐輪スペースに置くだけで1000円も取るのはぼったくりだ」
Bさん:「駐輪契約をしないと停めてはいけないとは知らなかった」
Bさん:「駐輪代を300円や500円といった妥当な値段にして先着順にすべきだ」

事前に駐輪契約の申請書は本人に送付しており、それでも駐輪契約したいというので本日申請書を持っていったのですが、代金が高いのなら駐輪申請すると言わなければいいのにと思いました。
入居者の同意を得ず入室した件に関してはこちらにも非はあるので謝罪はしましたが、Bさん自身も会社を無断欠勤して職場の人がアパートまで押しかけてきて、私や他の入居者に迷惑をかけているのでお互い様だと思っています。
その事に対してBさんからは特に謝罪とかはなく、自転車の件も結果的に無断で駐輪していたにも関わらず特に謝罪とかはありませんでした。
職場の女性を入室させたことに対する不満を自転車の件にすりかえて文句を言っている感じでした。

話し合った結果

私は入居者と討論しに来たわけではなく、こちら側に非があった点について謝罪して入居者の不満を解消しに来たのが目的なので、一切反論はせず
「確かに高いですよね~」
と同意をしたあと、
「では駐輪代を500円にさせて頂きますがいかがでしょうか?」
と譲歩したら
「そうして頂けると助かります」
と言われたので話し合いは終了しました。

元々駐輪代で収益をあげようとは考えていないので、わずかながらでも譲歩することで入居者の不満が解消されるならお互いにとって良い事だと判断しました。

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