3棟目建築(49)地盤調査結果が判明

3棟目アパート建築

概要

本日地盤調査会社の担当者とお会いして調査結果と今後についての打ち合わせを行いました。

担当者と待ち合わせ

本日、地盤調査会社の担当者と自宅の近所で待ち合わせてお会いしました。

待ち合わせた理由は地盤調査費用を手渡しするためで元々このように言われていました。

営業担当者

基本的に個人様とのお取引は現金集金となります。

当初は地盤調査当日に現地で手渡しする予定でしたが営業担当者の都合がつかず現地に来れなかったので、本日自宅の近所まで来て頂いて手渡しすることになりました。

調査会社から私の自宅まで片道1時間以上はかかりますが大渋滞に巻き込まれたみたいで結局3時間ほどかかったみたいです。

予定の時間を大幅に遅れましたがお会いすることができたので地盤調査費用(27,000円)を手渡ししました。

27000円回収するために片道3時間かけるって流石に効率悪いと思いましたが・・・。

これまで営業担当者とお会いしたことがなかったので顔合わせと地盤調査結果もちょうど出たのでそちらの報告を聞くという目的もありました。

調査結果

調査を行えたどのポイントも概ねこのような結果でした。

0~1m

地盤は弱いが1~4mよりは多少強い。
おそらくコインパーキングを造る際にアスファルトの下に砂利を敷いていた関係で多少砂利混じりの土なので多少強度があるのでは?との事でした。

1~4m

地盤が弱い。

4m~

おそらく支持層に到達し地盤は非常に良い。

調査結果考察

ということで調査結果としては「何らかの地盤補強対策が必要」との結果になりました。

この辺りのエリアだと地盤改良が必要なケースって半々くらいです。

4メートルくらいまでは確かに弱いですが、逆に4メートル以降は非常に強い地盤だと思うので良い土地だと思いますよ。

と言って頂きましたが地盤改良が必要となってしまったのは残念です。

ある程度覚悟はしてましたが・・・。

地盤改良工法について

「何らかの地盤補強対策が必要」との事ですので地盤改良が必要なのはわかりましたが極力安価に行いたいものです。

ヨッシー
ヨッシー

支持層まで4メートルということでそこまで軟弱な土地じゃないってことなのでピュアパイルで行けますかね?

そうですね・・・

正確には設計に計算させてみないとわからないのですが今回の土地にはピュアパイル工法はあまり適さないかもしれません。

柱状改良が一番向いている気がします。

ヨッシー
ヨッシー

え?なんでですか??

ピュアパイル工法は柱と周面土地との摩擦力で強度を上げる仕組みなんです。

従ってある程度、柱の長さが必要になりますので4mの柱だと強度が出るか微妙なんです。

ヨッシー
ヨッシー

ピュアパイルって10mまでしか使えないらしいですけど、そういう仕組みだったら支持層が10m以上深い土地で柱が支持層まで達しなくても使える場合があるってことですか?

実際に強度が出るか計算してみる必要がありますが使える場合はあります。

柱状改良も土地との摩擦力で強度を上げるのは同じなのですが柱が太いので、今回の土地については支持層まで柱を作って支えるのと土地との摩擦力の両方で支えるのが一番適している気がします。

ヨッシー
ヨッシー

そうなんですね・・・

でもそれだとピュアパイルに比べて費用も上がりますよね?

いや、今回の場合はピュアパイルでも柱状改良でも費用に大した差は出ないです。

むしろ柱状改良のほうが工事自体の費用は若干下がるはずです。

ただ残土処分費用が発生するのでそちらの費用も合算すると同じような費用になると思います。

ヨッシー
ヨッシー

そうですか。

ケースバイケースなんですね。

設計のほうにどちらの工法が強度がでるかと見積もり費用については早急に出すように致します。

調査不可ポイントについて

それよりも気になるのが地盤調査が行えなかったポイントについてです。

地盤調査の細いドリルを何度も叩いても全く入っていかなかったので地面に地中障害物が埋まっている可能性が高く、これを地盤改良工事の前に取り除いておかないと工事ができないです。

ヨッシー
ヨッシー

あ~あれはおそらく土地の表面が表層改良されているらしいんですよ。

調査の様子を見ていましたがドリルを重りで何度も叩いてもビクともしなかったのでもしかしたら表層改良ではなく本当に岩などの障害物が埋まっているのかもしれません。

まとめ

というわけで地盤調査会社の担当者から調査結果と地盤改良工事をする場合の工法などについて確認してきました。

ピュアパイル工法が使えないとはあまり想定してなかったのですが、地盤の状態によってピュアパイルが適している場合もあれば今回のように柱状改良のほうが適している場合もあったりすることがわかりました。

土地の中央に広がっている表層改良されたような固い地盤についてはこのままでは地盤改良工事も根切り工事もできないので早急に対策を取る必要がありますので次回はこの件について現在動いている内容を記載します。

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