概要
私が所有しているアパートは単身用ですが、単身用アパートならではの悩み事について記載します。2人入居問題
単身用アパートですので20代の契約者が多いのですが、若いだけあって結構な割合で彼氏・彼女を自宅へ連れ込んできます。たまに招き入れる程度なら許容するのですがおそらく同棲している入居者も結構な割合で居ると思います。
防犯カメラを確認すると毎日数組の入居者が男女一緒に出入りしています。
当然賃貸借契約は1人限定で行っていて、契約書の特約に「当アパートは単身用のため契約者以外の居住を禁止する」と明記していますが効果はありません。
男女一緒に出入りしている入居者がどこの部屋か把握していませんし、仮に把握したとしても「遊びに来ているだけだ」と言われるとそれ以上追求するのは難しいです。
2人入居NGな理由
なぜ2人入居が困るかというと以下のような理由になります。設備が傷みやすい
2人入居だから当然一人で住んでいるより設備は傷みやすいです。
設備は消耗品ですから1人入居で契約しているにも関わらず2人で使われるうえに賃料は1人入居と変わらないため貸主としては困ります。
去年夏に2人入居の退去立会いした際は入居者の使用状況が悪く非常に嫌な思いをしました。
騒音問題
2人入居ですと当然室内で話し声などをするでしょうから音のレベルによっては隣の部屋まで響きます。
特に木造アパートですと音が漏れやすいのでトラブルの原因となります。
元々単身で住む前提で作っているのですから2人入居が原因で隣からクレームが来たらしっかりと対応しないといけないです。
他の入居者への悪影響
契約上は単身用として契約しても実体としては上記で書いた通り2人入居するか否かは入居者のモラルに委ねられる面が否定できません。
従ってとある部屋で2人で住んでいることは他の入居者もわかるでしょうから、自分も彼氏・彼女を自宅に招きいれようと考える入居者は出てきます。
そうなると徐々にアパートのルールが守られなくなっていきます。
原状回復でトラブルになる
無事に退去となった場合でも、連れ込んだ同居人が傷を付けた場合などは原状回復で揉めます。
去年も壁紙が剥がれていて理由を聞いたら「同居人が傷つけた」と言っていました。
あとはこういった同居人は私と賃貸借契約していないため一切の権利を主張できないはずなのに一丁前に権利を主張してきます。
過去には入居者の彼氏がバイクを何ヶ月も勝手に自転車置き場に停め続けて、「何で停めちゃいけないんですか!」と逆切れされたこともありますが・・・。
その際は契約違反で退去通知を出して出て行ってもらいました。
新たな2人入居発覚?
前置きが長くなりましたが昨日防犯カメラを見ていたら引越業者がダンボールを何箱も運び入れているのを確認しました。このアパートで入退去の報告はないにも関わらず引っ越し業者が出入りするのはおかしいです。
幸い部屋が特定できたので入居者に電話して聞いてみました。
ヨッシー:「すいません。引越業者の荷物を運び入れているのを確認したのですが誰か他の人を住まわせるのですか?」
入居者:「いや、そうではなくて実家が引っ越しするのに伴って実家に預けていた私の私物をアパートに持ってきただけです」
ヨッシー:「承知しました。今後ともよろしくおねがいします」
というわけで入居者は否定していましたのでこれ以上追及しようがありません。
この入居者と話すのは初めてでしたがしっかりとした受け答えだったので一旦は信用することにしました。
少なくとも2人入居は認めないという姿勢は見せておくことは必要だと思います。
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