概要
本日テレビを観ていたら業界未経験にも関わらず79歳で宅建を取得して80歳から宅建業を開業した女性がとりあげられていました。宅建試験への挑戦
79歳でご主人を亡くされたそうで、お孫さんが「何か習い事を始めたら?」ということで宅建のテキストを渡したそうです。79歳にいきなり宅建を勧めるとは・・・
この女性はマークシート試験を受けたことがないそうで1つのマークシートを5分くらい塗りつぶしたり、濃すぎる鉛筆を使ったら答案用紙を真っ黒にしてしまったり苦労したそうです。
それでも半年間予備校に通って宅建試験に一発合格したそうです。
79歳であんな暗記ばかりの内容を覚えられるのですから人間の力は年齢を重ねても努力次第で伸びるんですね。
宅建業への挑戦
元々自宅が「水が出ない物件」とか「トイレが使えない物件」ばかりだったそうで不動産屋に騙された思いがあったようで、自分が業者になってそういう思いをする人を減らしたいと思ったそうです。その後は実務を覚えるために不動産業者へ就職しようとしたらしいのですが80歳で職歴なし業界経験なしのためさすがに諦めたそうです。
就職できないなら自ら開業してしまおうと80歳で宅建業を開業したそうです。
差別化をはかろうと以下のことを行うこととしたようです。
365日24時間営業
仲介手数料無料
その結果、同業者からの嫌がらせが多発したそうです。
不動産業界って今でもこういうことが横行してるんですね。
開業しても2年間は売り上げゼロだったとのことです。
普通ならここで廃業しそうなものですが3年目に初めて売り上げが上がって今では年商5億で今に至るそうです。
この女性とお孫さんだけで自宅で営業しているそうなので何とかなりそうですね。
感想
この女性のすごいところは年齢や未経験などを理由に諦めないところだなと思いました。私でも宅建業者で働いたことがない状況で開業しろと言われたら躊躇してしまいます。
24時間営業にしたことで睡眠が取れず、ベッドがあると寝てしまうからとベッドを処分してしまったそうです。
私はここまでストイックに行うのは無理ですがこれから宅建士を取って開業を意識している身としては励みになる内容でした。
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