概要
8月末でトランクの契約解除通知が立て続けに2件届いてしまいました。契約期間の二極化
トランクルームは一般的には契約したあとは長期契約されやすいと言われています。ですが実態としては長期契約となる場合と短期で解約されてしまう場合が完全に二極化します。
短期解約となる場合は既に引っ越し先が決まっている場合などでそれまでの間一時的に荷物を置いておきたいなどの場合です。
逆に長期契約となる場合は自宅に置いておけないような荷物をトランクルームにずっと置いている場合です。
こういった人はもう荷物を移動するのも億劫になるので仮に自宅を引っ越したとしてもトランクルーム契約は継続してくれたりします。
私が所持しているトランクルームは2009年に競売で落札しました。
室内は18部屋あるのですが落札時に契約していた方で現在も契約継続中の部屋は6部屋あります。
従って3分の1は少なくとも10年間は契約し続けているということになります。
契約して頂いた方が長期契約となるか否かはわかりませんが、経営を安定させるためにはいかに長期契約の契約者を増やしていけるかだと思います。
仮に空室待ちの方が多数居るような物件でしたら事前にヒアリングをすることである程度一時利用か長期契約か判断することはできると思いますが私のトランクルームは募集方法に難があるので契約希望の方が居たら短期契約とわかっていっても契約させて頂いています。
従って今回空室となった2部屋も早急に埋める努力をしないといけないです。
意外な契約者
このようなオーナーにとって有難い長期契約されている方の一人の話です。契約者の方は弁護士をされている方ですが保管している荷物にクセがあります。
主に書籍を保管しているようなのですがいわゆるアダルトな類の書籍になります。
なぜ私がそれを知っているかというとトランクルームの扉を超えて天井に着くぐらいまで保管荷物が積み上げられていて外から丸見えなのです。
実際他の契約者の案内をする際にも「この方の荷物って外から手を延ばせば盗られちゃいますよね?」といったツッコミを受けることがあります。
そういった際は「弊社としてはあくまでトランクルームの扉を超えて荷物を保管することは推奨していないのですが自己責任のうえで保管して頂いても構いません」と回答しています。
正直あまり見栄えの良いものでないのですが仕方ありません。
実際滞納も全くなく10年近く払い続けて頂いているので神様のようなお客様です。
私自身はこの方とお会いしたことがないのでどういった方なのか?とふと疑問に思ったのでネットで調べてみたところ実は凄腕の弁護士さんでした。
日本人なら誰でも知っている事件で先日も国会招致されていたり普通にウィキペディアに掲載されている有名人でした。
士業のセンセイの場合は立場もありますので、こういった書籍を事務所や自宅に置いておくわけにはいかないのでしょう。
その保管先の受け皿を担っていると考えると面白いものです。
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