私がかぼちゃの馬車の被害者にイマイチ同情できない理由

投資ってリターンもあればリスクもあるのは子供でも知ってることだと思います。
リスクの中には投資したステークホルダーに騙されたり倒産したりということも含まれていると思います。
ですので通常はそういったリスクを軽減するため勉強したり少額から始めたりすると思うんですが今回の被害者はリスクの部分が顕在化してしまいました。

30年定額保証というスマートデイズとの約束が反故となった件は純粋に怒っていいと思います。
ですが
「本来の俺は年収も低く不動産投資なんてできる状態じゃないのに何で俺なんかに貸したんだよ!!」
「俺が投資していいか悪いか何で銀行側で判断してくれなかったんだよ!」

ってスルガ銀行に対して怒っている気がします。

でもこれって本来自分で判断すべきものだと思うのですが・・・。

そんなことも人任せにするんですか?って購入したオーナーに対してすごい違和感が拭えないです。

融資不適格者に対してスルガ銀行が収入証明などのエビデンス改竄を黙認して融資をした場合のリスクはスルガ銀行自体が被るわけでスマートデイズと悪質度は全然違うと思ってます。
(そもそもスルガ銀行が改竄に携わっていたか不明です)

要は怒る相手先が違うと思うのですがスルガ銀行に怒らないと問題が解決しそうにないので訴えているとしか思えずイマイチ同情できないです。

誰だって投資初心者の時期はあります。
私も10年前はそうでした。
ですが失敗して取り返しのつかないことだけは避けたかったので最初に購入した物件は290万円の中古区分を熟考して悩んだ末に現金で買いました。
そして失敗しましたが少額だったので問題なくリカバリーできました。

成功している大家さんは少しずつ投資を続けて徐々に資産を増やしていくケースが多いと思いますが、今回のオーナーさんはいきなり大勝負に打ってでて、その結果取り返しのつかない失敗となりました。

一昨日も付き合いのある業者さんと会話しましたが「サラリーマンが融資を受けて不動産投資を始めるのは厳しくなってきている」とのことで今後は実績のあるオーナーでないと不動産投資が始められない時代になるかもしれません。

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日記
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