概要
2023年9月3日~13日までサンフランシスコとロサンゼルスに旅行に行ってきました。
目的はロサンゼルスで大谷翔平の二刀流を観戦することだったのですが、色々怪我が重なって大谷翔平を観ることはできませんでしたので普通に観光して帰ってきました。
ちょうど成田に着いたばかりでラウンジで休憩しながら備忘録的にブログを書かせていただきます。
飛行機
飛行機はLCCのZIPAIRです。
JALが出資している会社なのでLCCが心配という方でも比較的安心かと思います。
往復航空券の費用は燃油サーチャージなど全て含んで約8万円です。
ANAなどの会社で予約するとこの時期一番安い航空券でも25万円くらいするので約1/3です。
zipairでも特にセールで安い時期を選んで購入したので常にこの価格というわけではありません。
安い時期を選んで旅行できるのがFIREした人の特権だと思っています。
座席もjetstarなどのLCCより少しゆったりとした感じで大柄な私でも普通に足を伸ばせたので乗り心地も特に問題ありませんでした。
サンノゼ~サンフランシスコ
到着したのはサンノゼというシリコンバレーがあるエリアになります。
そこから路線バスや電車などを乗り継ぎながら有名なIT企業の本社オフィスを見学してサンフランシスコを目指しました。
シリコンバレーにはアップル、グーグル、インテル、meta(facebook)、ヤフー、旧ツイッターなど色々な企業のオフィスが密集していますが、個人的に普段からお世話になっているアップルとグーグルとツイッターに絞りました。
知り合いからはUBERが必須と言われていたのですが、普通に路線バスなどでなんとかなります。
ただ時間がかかるので効率性を重視される方は車を手配したほうがいいと思います。
ネットが使えない
流石にネットが使えないと現地では厳しいので出発前にネット契約はしていました。
昔は空港とかでポケットwifiを借りていましたが、今はeSIMというバーチャルなSIMカードを契約することができます。
海外は久しぶりだったので初めてeSIMを契約してサンノゼ国際空港に着いた時点でインストールしようとしましたがインストールできませんでした。。。
理由は私の端末がSIMロックかかっていたので、WEBからSIMロック解除の手続きを取ることで翌日にはSIMロック解除されてeSIMをインストールできましたのでその後は外出中でもネットは使えるようになりました。
ただそのおかげでサンフランシスコまではネット環境なしで過ごすことになりました。
料金は15日間5GBで2500円くらいなので格安です。念のためにポケットwiiの料金も調べましたが11日間で7000円くらいかかりましたし端末の返却も発生するので今後はeSIM一択だと思います。
アップル、グーグル、𝕏(twitter)
アップルは数年前にアップルパークという広大な敷地に2017年から本社機能を移転させました。
アップルパークの中は入れませんがビジターセンターがあるのでそこでアップル製品や限定グッズを売っていたり模型にipadをかざすと実際の本社内の様子を見れるようなものを提供しています。
ガラス張りのオフィスの中も外から見えますがストレスフリーな環境だなと感じました。
グーグルはグーグルプレックスというアップルパークから比較的近い場所にあります。
ただ路線バスだと2本乗り継いで行く必要があったり結構歩くのであまりおススメはしません。
敷地内は自転車で移動できたりグーグルのオブジェがいたるところにあって遊び心あふれるオフィス環境でした。
𝕏(twitter)はサンフランシスコ市街にあります。
先日話題になった旧ツイッターの看板は既に撤去され、𝕏の看板も秘密結社みたいで近隣から苦情が来てたみたいで撤去されていたのでいまは何も看板は付いておらず、ここが𝕏本社とは気づかないと思います。
ゴールデンゲートブリッジ
ゴールデンゲートブリッジを見に行きましたが霧がかかっていて良く見えませんでした。一応橋を歩いてみました。3キロくらいはあったかと思います。
オラクルパーク
サンフランシスコジャイアンツの本拠地であるオラクルパークです。
かつてバリーボンズが場外ホームランを打つとボートに乗って待ち構えていた人がホームランボールを取るというので有名な球場です。
当日は試合が行われていなかったので閑散としてました。
アルカトラズ刑務所
日本でもアルカトラズとかロックアップという名前の監獄レストランがあって若いころ結構行ってましたので名前は知っている方も多いと思います。
島全体にアメリカ中の凶悪犯を隔離した刑務所なんですが個人的にかなり楽しめました。
サンフランシスコの埠頭から船で島まで渡って見学する形ですが、日本語ガイドのオーディオとか貸してくれて内容がかなり秀逸です。
これは実際に囚人がスプーンで壁に穴を掘って脱出した監獄です。
人形を布団に乗せて看守の目を誤魔化したのですが映画の世界です。
サンフランシスコ~ロサンゼルス
サンフランシスコからロサンゼルスへの移動は660キロくらいあるのですが一番速いのは飛行機です。
現地の安いLCCを取れれば7000円くらいで移動できます。
私は夜行バスを使って移動しました。料金は格安で2600円くらいでした。
ビバリーヒルズ
ビバリーヒルズコップという映画が昔ヒットしましたが、いわゆるセレブの方が住んでいるエリアです。
ハリウッド
いわずとしれたアカデミー賞授賞式などが行われる映画のエリアです。
ロサンゼルスで一番活気ある観光地かもしれません。
エンゼル・スタジアム
今回の旅の主目的である大谷翔平の試合を観にエンゼルスタジアムに行きました。
当初は7試合観戦する予定でしたが出場する気配がなかったので結局3試合だけ観戦しました。
本場のメジャーリーグの試合を初めて観戦できたのですごく楽しかったです。
試合開始前に全員起立して国歌斉唱を聴く時がある意味一番テンション上がりますw
7回には同じく起立して私をベースボールに連れてってが流れます。
これはメジャー共通ですね。
試合終盤にチャンスが来るとRALLYMONKEYが出て球場全体が盛り上がります。
ダウンタウン
通称DTLAと呼ばれるロサンゼルス市街です。
夜になると治安がとにかく悪いですし、街中もゴミや落書きだらけでホームレスもメチャメチャ多いですが個人的には一番居心地が良かったのでダウンタウンを散策したりブルーボトルコーヒーでのんびり過ごすことが多かったです。
落書きを消すオジサン。
書く→消す→書くのイタチごっこなんだろうな・・・
メチャメチャオシャレな建物に入っているアップルショップです。
ブルーボトル日本開店おめでとう。西海岸で飲む、いつもの味。僕にとって新鮮みがないことが、成功の証だと思う。 #coffeecount http://t.co/JDyouh0PG1 pic.twitter.com/KUqf1CGYdp
— 松村太郎 🎍 (@taromatsumura) February 6, 2015
ディズニーランド
アナハイムには「ディズニーランド・パーク」と「ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャー」の2つのテーマパークがあります。
ディズニーにはあまり興味ないのですが本場のディズニーの雰囲気を味わいたく行ってみました。
サンタモニカ
ルート66という有名な国道の最終地点が有名なビーチです。かなり人がいました。
ハリウッドサイン
ハリウッドサインはハリウッド市街からも見えますが非常に小さいです。
路線バスで可能な限り近くまで行ってから片道5キロ以上歩けばハリウッドサインの間近まで行くことができます。
ただこの後、蜂に刺されて大変な目に合いました。
ドジャースタジアム
ロス市街から非常に近くにあります。
来年大谷翔平が所属するかもしれないので事前視察に行ってきました。
従って今回西海岸にある球場を3か所見てきました。(オラクルパーク、エンゼルスタジアム、ドジャースタジアム)
物価について
どうしてもアメリカの物価には触れざるを得ないので書きますが概ね日本の2倍以上だと思っていただいて大丈夫です。
例えば普通のお店で食事をするとチップ込みで100ドル(約15000円)くらいはかかります。
水は大体3~4ドル(450円~600円)程度です。
スナック菓子も大体3~4ドル(450円~600円)程度です。
これはihopというアメリカのファミレスですが、朝食で20ドル(3000円)以上はかかります。
これはアメリカ人にはマクドナルドより全然人気のインアンドアウトバーガーというハンバーガーチェーン店ですがセットで10ドル弱(1500円弱)です。安いから人気なのかもしれません。
味はハンバーガーは美味しかったですがポテトはマクドナルドのほうがはるかにおいしいです。
ホテルは個室のシングルルームですと汚いホテルでも少なくとも2万円以上はかかります。
私はドミトリー中心に宿泊して宿泊費を抑えていました。
円安も当面続くでしょうから日本人が海外旅行するというハードルはかなり上がっているのが現実です。
治安について
サンフランシスコは割と良い感じですが、いわゆる貧民街?みたいなエリアもあります。
私が泊ったホテルはそういったエリアにあったので夜は外出しませんでした。
いわゆるシリコンバレーとかベイエリアとか呼ばれる地域なので高所得な方も沢山いると思いますがホームレスもそれなりに居ました。
ロサンゼルスはどこもゴミや落書きが散乱していて治安は悪いです。
街中にゴミ箱が沢山ありました。おそらくゴミ箱がないとそこら中にポイ捨てするからだと思います。日本のようにゴミは自宅に持ち帰るという発想は全くないと思います。
UCLAっていう超難関大があったり、ビバリーヒルズやハリウッドは絶対買えないような豪邸が沢山あったりするので高属性も多いですが、ホームレスも山ほどいるアメリカを象徴するような都市でした。
特に夜の地下鉄はヤバかったです。ホームや車内で自転車やスケボーで移動したり大音量の音楽かけたり絶叫してたり怒鳴り合いしてたり無法地帯です。 ホームレスが殴り合いの喧嘩してるのも数回見ました。
このホームレスとおぼしき女性は男性と罵り合いをして去っていく動画ですがこのあと男性から物を投げつけられていました。
気候について
紫外線はかなりキツイと感じました。
ただ日本のような蒸し暑さは全然ないので非常に過ごしやすかったです。
夜とかは長袖が必要な感じでした。
雨もほとんど降らなかったのでカリフォルニアというエリアは過ごしやすいんだなと感じます。
ロサンゼルス交通事情
ロサンゼルスは車社会ですが観光客の場合は公共交通機関で移動することになります。
メジャーなのが地下鉄やバスで移動する形になります。
Metroという会社が下記のような地下鉄およびバスで張り巡らされているので便利です。
地下鉄の車内は犬、車いす、スケボー、自転車など何でも乗せることができるのでゴチャゴチャしてます。
料金は地下鉄バスともに1.75$と共通で2時間以内の乗り換えは無料と格安です。
格安だから治安が悪いというのもあると思います。
バスはこんな感じで番号で行先がわかるのでそれほど難しくはないです。
アメリカはカード社会のくせにバスではカードが使えず現金で払おうとするとおつりは出ません。
MetroはtapカードというSUICAみたいなものがあるのでそれを利用したほうがいいです。
SUICA同様、物理的なカードとアプリでの提供があるのですがカードを作ると2$取られるのでアプリをインストールしておいたほうがいいです。
tapカードへのチャージはクレカで簡単に行えます。
tapカードはむかしは1日券などありましたが2023年7月から制度が変わってなくなりました。
現在は1日間だと最大5$、7日間で最大18$までしか課金されなくなりました。
最新の制度や利用方法は下記の動画が詳しいです。
感想
久しぶりの海外旅行でしたがとにかくトラブル続きでした。
先述しましたがsimがインストールできずネット環境なしで1日過ごしたり、カード会社にクレカを止められたり、蜂に刺されたり、宿泊先がわからず夜中に探し回って怖い思いもしました。
ですがこういったトラブルや不自由さが旅の醍醐味だと思っています。
あと全く英語が喋れないので翻訳ソフト頼みだったのは残念でした。
大谷翔平が出場しなかったのも残念でしたが来年どのチームになるかわかりませんが必ずまた応援に行こうと思います。
そのためにも最低限コミュニケーションが取れるよう英語の勉強をやろうと思いました。
色々残念な点ばかり書きましたが久しぶりの海外は本当に新鮮で帰りたくなかったです。
とりあえず9月はやらなければならない物件管理の仕事や原状回復などがあるのでそれを終えたら次の旅行先をまた考えようかなと思います。
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