世界一国民が豊かな国は?アジアから3カ国がトップ10入り

記事概要

「ZUU online」より

世界各国の富裕度を測る「ワールド・ウェルス・レポート2016」が発表され、日本は世界で6番目に裕福な国であることが判明した。「世界一の経済大国」を自負する米国は堂々の2位。3位は金融産業大国として知られる英国という結果になった。

この調査は大手国際金融グループ、ドイツのアリアンツが、各国の不動産以外の個人資産と人口に基づいて算出した「国民の実質的な豊かさ」を表したもので、従来の国が保有する資源や事業などを中心とした「国の豊かさ」とは異なる点が興味深い。

20位 フィンランド
19位 アイルランド
18位 ドイツ
17位 オーストリア
16位 フランス
15位 イタリア
14位 オーストラリア
13位 ニュージーランド
12位 イスラエル
11位 カナダ
10位 シンガポール
9位 オランダ
8位 台湾
7位 デンマーク
6位 日本
5位 ベルギー
4位 スウェーデン
3位 英国
2位 米国
1位 スイス

「個人資産」についての感想

上記ランキングは「個人資産」と「国民の実質的な豊かさ」との事です。
「個人資産」については高齢者の方が平均を押し上げていると思います。
日本人の平均年収は年々下がり続けており、「グローバルノート」のデータ「平均年収」によると先進国の中でも高いほうではありません。

「グローバルノート」「平均年収」より抜粋
1位スイス(95,002ドル)
2位ノルウェー(81,508ドル)
3位ルクセンブルク(79,591ドル)
4位デンマーク(73,959ドル)
5位オーストラリア(70,050ドル)
6位アイルランド(67,922ドル)
7位オランダ(60,621ドル)
8位米国(57,139ドル)
9位ベルギー(56,729ドル)
10位カナダ(56,518ドル)
11位スウェーデン(55,245ドル)
12位イギリス(54,350ドル)
13位フィンランド(53,851ドル)
14位オーストリア(53,091ドル)
15位ドイツ(48,479ドル)
16位フランス(47,885ドル)
17位イタリア(38,145ドル)
18位日本(37,988ドル)
19位イスラエル(36,109ドル)
20位スペイン(35,693ドル)
21位韓国(31,614ドル)
22位スロベニア(29,176ドル)
23位ギリシャ(24,444ドル)
24位ポルトガル(20,826ドル)
25位エストニア(17,700ドル)
26位スロバキア(16,225ドル)
27位チェコ(14,935ドル)
28位ポーランド(14,162ドル)
29位ハンガリー(13,305ドル)
30位メキシコ(9,306ドル)

「国民の実質的な豊かさ」についての感想

「国民の実質的な豊かさ」とは何だろう?と思うのですが、年収が少なくても物価が安ければ相対的な豊かさに繋がります。
少なくとも日本はデフレが続いておりかつてのような日本=物価高ではありません。
ラーメン屋の「一蘭」がアメリカに出店するそうですがラーメン1杯2000円だそうです。
また、豊かさとは金銭的なもの以外だと治安のよさやワークライフバランスが取れているかなど様々な要因があると思います。
同じく「グローバルノート」のデータ「年間労働時間」によると世間で言われているほど日本人の労働時間は多くないようです。
興味深いのがギリシャ人は財政危機なのにほとんど働かないなど聞きますが下記データを見る限り、日本人より働いているようです。
海外だと共働きが当たり前なので、専業主婦が一定の割合いる日本人だと平均が下がっちゃうのかもしれません。
ちなみに私はサラリーマン業務だけで9月は240時間働いているので年間にすると2,880時間となり1位の東ティモールを余裕で超えてしまいます。

「グローバルノート」「年間労働時間」より抜粋
1位東ティモール(2,409時間)
2位メキシコ(2,228時間)
3位コスタリカ(2,216時間)
4位韓国(2,124時間)
5位モーリシャス(2,065時間)
6位アルゼンチン(2,048時間)
7位ギリシャ(2,042時間)
8位チリ(1,990時間)
9位ロシア(1,985時間)
10位ポーランド(1,923時間)
11位アイスランド(1,864時間)
12位エストニア(1,859時間)
13位ハンガリー(1,858時間)
14位ポルトガル(1,857時間)
15位イスラエル(1,853時間)
16位アルメニア(1,842時間)
17位トルコ(1,832時間)
18位アイルランド(1,821時間)
19位米国(1,789時間)
20位チェコ(1,776時間)
21位スロバキア(1,763時間)
22位ニュージーランド(1,762時間)
23位仏領ポリネシア(1,752時間)
24位イタリア(1,734時間)
25位日本(1,729時間)
26位カナダ(1,704時間)
27位スペイン(1,689時間)
28位イギリス(1,677時間)
29位オーストラリア(1,664時間)
30位フィンランド(1,645時間)
31位ルクセンブルク(1,643時間)
32位オーストリア(1,629時間)
33位スウェーデン(1,609時間)
34位ベルギー(1,576時間)
35位スイス(1,568時間)
36位スロベニア(1,561時間)
37位フランス(1,473時間)
38位デンマーク(1,436時間)
39位ノルウェー(1,427時間)
40位オランダ(1,425時間)
41位ドイツ(1,371時間)

まとめ

・日本人の平均年収は高くないが個人資産は多い
・日本は治安が良く物価も高くない
・日本人は世間で言われているほど働きすぎではない

上記などの結果が今回の日本は世界で6番目に裕福な国であると判定されたのかな?と思います。
世界に比べると医療制度などはしっかりしていますしホームレスの数も少ないですし。
ただ、今の若者の生活は苦しいでしょうから今後は今回のランキングからも下がっていくのではないでしょうか。

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