概要
不動産投資をされている方はご自身の純資産を把握しているでしょうか?その重要性について記載します。
純資産額を把握しておく必要性
私だけの感覚かもしれませんが不動産投資において昔は利回りばかり重視されていましたが、最近はキャッシュフロー偏重主義?みたいな傾向になっていると感じます。キャッシュフローがプラスになってさえいれば問題ないといったことを言う方さえ存在します。
実際はキャッシュフローがプラスであっても売却してみたらマイナスだったというような「タコ足配当」のような状態になる場合もあります。
結局のところ売却完了して初めて自らの投資がプラスだったか否か判明するのですが、実際に売却しなくても自らの物件を売却したらいくらになるのか?その結果、自身の純資産額(総資産から負債を引いた額)がどの程度なのか把握しておけば投資活動中の活動がうまくいっているか否か判断することができます。
私自身の例
具体的な金額は当然伏せますが、私自身の資産推移を公開します。ちなみに会社員の給与や不動産以外のビジネスとも合算しているので純粋に不動産だけの資産推移ではありません。
2007年に不動産を開始しましたが過去のブログを見て頂いてもわかる通り最初はあまり結果を出せていませんでした。
むしろリーマンショックで所有していた物件の価値が軒並み下がったりしてタイミングが悪かったこともあり不動産開始前に比べて資産はあまり増えていません。
2009年に競売を開始してその年は結構安価で多数落札できたりしたので資産は急激に上昇しています。
グラフを見る限り震災の影響は全く受けませんでした。
2013年以降はアベノミクスの影響もあって所有不動産の評価額も軒並み上昇しているので純資産は飛躍的に伸びてきています。
ここ数年は情勢が良かったのもありますが、徐々に資産が資産を産む「雪ダルマ」状態になってきている気がします。
結論
不動産に対しての戦略をどうするかは人それぞれですが、投資判断を感覚的に行うのではなく数値化して客観的に分析することによって現在の戦略を継続するか撤退するかなどを冷静に判断できます。キャッシュフローももちろん重要ですし利回りも重要ですが、純資産額の推移といった指標で判断するのも重要だと思っています。
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