3棟目建築(21)建築業者と請負契約キャンセル

3棟目アパート建築

概要

「3棟目アパート」の建築業者ですが金額について中々折り合いがつかず請負契約の場でキャンセルとなりました。

請負金額に関する経緯

建築業者(A社)と請負金額に関する経緯は下記となります。

1月11日 概算見積受領

年明けにA社から概算見積もりを受領しました。
以下、全て税込金額です。

概算価格:5980万円

弊社標準プランで建てた場合の概算金額ですが、大きく上振れることはありません

と言われていたのでA社で契約することを第一候補として話を進めてきました。

1月28日 詳細見積受領

その後、プランがほぼ固まったので詳細見積もりを受領しました。

見積価格:5960万円

この時点で上振れることなく逆に下がったのでA社で契約して大丈夫だろうと思っていました。

2月15日 修正見積受領

その後、2月上旬にA社で打ち合わせを行って色々と取り付けたい設備や機能の要望をくみ取ってもらったうえでの見積もりを受領しました。

キッチン幅を1500+グリル付きに変更

標準のキッチン幅は1200でグリルは付いてないです。

単身用アパートのキッチンですと1口 コンロで幅は900というタイプも多いです。
下記のような幅900ですと1口 コンロしか置けませんし料理はほぼできずお湯を沸かす程度しかできないと思います。

幅1200ですと少しは広くなりますがそれでも2口 コンロを置くと調理スペースはほとんど取れないのが現状です。
私が過去に採用したキッチン幅はほとんど下記のような1200ですが調理スペースが狭いのが結構不満でした。

幅1500になるとかなり広いので2口 コンロを置いても十分調理スペースが取れます。
「2棟目アパート」の一部の部屋では幅1500を採用しています。

従って今回のアパートでも極力幅1500を入れたいと思っているのと料理好きの人を想定してグリル付きを依頼しました。

その結果、1部屋あたり1万円追加で計12万円追加されていました。

オートロック費用(設置の為の外壁増加分含む)

オートロックについてはそもそもスペース的に導入できるか微妙だったのですが、結果的に実現可能となり下記費用追加となりました。

・オートロック本体:55万円追加
・オートロック対応インターフォン変更:37万円追加
・外壁追加:10万円追加
合計:102万円追加

浴室水栓変更

標準だとお湯と水の蛇口がそれぞれ付いているタイプなのですが、これだとウケが悪いのでサーモスタット式の水栓に変えるよう依頼しました。

「2棟目アパート」でも同様の変更をした経緯があります。

1部屋あたり6万円追加で計72万円追加されていました。

「2棟目アパート」の時は1部屋あたり6000円の追加で変更できたのになぜこんなに追加となるのかわかりません。。。

アスファルト撤去費用

こちらは72.5万円追加されていました。

室内まで空配管を設置

こちらは見積もりに計上されていませんが追加してくれるとの事でした。

結果的に実現可能となった要望に対する追加金額は250万円くらい増えたのですが、私自身も結構減額を要求していて最終的には下記金額での見積もり提示となりました。

見積価格:5950万円

見積金額自体は10万円しか下がりませんでしたがA社の方には結構頑張って頂いたみたいで実質200万円以上値引きして頂いた形になります。

2月21日 修正見積受領

2月15日に受領した金額から「アスファルト撤去費用については見積もりから除いて欲しい」と依頼しました。

分離発注したほうが結果的に安く撤去できそうで、アスファルトを撤去してもらえそうな業者のサイトを見ていたら多分30~40万円程度で撤去できそうな気がしたからです。

見積価格:5875万円

2月25日 契約キャンセル

2月21日の見積もりで納得できたので契約に臨むことにしました。

2月25日にA社のオフィスへ行きました。

ところが私の認識違いから標準設備にエアコンが付いていないことを知りました

ヨッシー
ヨッシー

え?エアコンって標準で付いてないんですか?

すいません。

施主支給される方が多いので標準では付いてないです

ヨッシー
ヨッシー

ちなみに御社で付けてもらう場合はどの程度上がりますか?

多分1部屋あたり5.5万円程度は上がると思います。

ヨッシー
ヨッシー

そうなんですね・・・

ちょっと金額に対する認識違いが大きいのと今日は体調が悪くて冷静に判断できそうにないので一旦延期してもいいですか?

わかりました。

結果的にこの日の契約は見合わせることにしました。

後日A社から正確な追加金額の連絡がありましたがエアコンを見積もりに加えた場合、1部屋あたり約10万円の追加で合計120万円も追加となってしまうことがわかりました。

3月8日 修正見積受領

室内干しの設備ですが標準では「ホスクリーン」となっています。

ただホスクリーンの場合は自前で物干しざおを用意しないといけないのと、天井から棒がブラブラ垂れ下がっているのが邪魔です。

ひーやんさんやレゴリスさんの見学会を見に行って「ホシヒメサマ」やワイヤータイプの設備を付けていたので「ホシヒメサマに変更できないか」とA社に聞いていました。

あとは騒音・防犯対策として「全ての部屋にシャッターを付けて欲しい」と変更依頼を出していました。

あとは収納対策として全部屋にこのような感じの「吊り収納を付けたい」と依頼していました。

それに対してA社の回答はこのような感じでした。

ホシヒメサマに変更:72000円追加

全部屋シャッター:追加なしで対応

吊り収納:約17万円追加

その他、一部の部屋を若干広げたり3階ドアの前に庇を設けることにしたので現時点での見積金額はこちらになります。

見積価格:5898万円

今後について

まず大きな認識齟齬があったエアコンについては施主支給で対応せざるを得ない状況です。

あとA社の見積もりを見ていると設備をアップグレードしてもほとんど費用が増えないものがある一方、なんでこんなに費用が上がってしまうのか?というものもあります。

上記でも書きましたが浴室の蛇口をサーモスタット式の水栓に変更するだけで1部屋あたり6万円も上がるのは理解できません。

A社に確認して本当にこんなに上がってしまうのなら標準に戻すことも検討します。

浴室の水栓なんて生活し始めるまで大抵の人は気づきませんので。

最終的に金額の折り合いが付けば来週にでもA社と請負契約を改めて締結する予定です。

※ちなみに「3棟目アパート」の過去に起きた内容はほとんどブログに書いたので今後はリアルタイムで起きた出来事について書いていきたいと思います。

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