概要
前回のブログで「Amazon Key for Business」の導入に向けて動いていると記載しましたが、昨日実際に導入しましたのでそちらについて記載します。
Amazon機器設置
「Amazon Key for Business」はAmazon配達員が配達に来たが不在だった際に置き配をするために配達員が所持している端末からアパートのオートロックを解除できる仕組みとなります。
具体的には既存のオートロックの解錠システムの中にある電気錠操作盤にAmazonの機器を設置して、集合玄関機から送られる解錠信号と同じものを送信することで門扉を開ける形になります。
昨日は私が所有する3物件を順次巡回して作業員にAmazonの機器を電気錠操作盤に設置してもらいました。
こちらは電気錠操作盤の蓋を開けた状態ですが、元々は集合玄関機と繋がっているケーブルと門扉へ繋がっているケーブルがあり解錠信号が流れていきます。
作業後はこんな感じで集合玄関機と繋がっているケーブルとAmazonの機器と繋がっているケーブルを結線して電気錠操作盤に繋ぐことで、集合玄関機からもAmazonからも解錠信号を操作盤に送ることができるようになります。
作業が完了するとこのような感じです。
作業員の方が端末(スマホ)を使って私のアパートのオートロックを解錠したり施錠したりを繰り返しています。
「Amazon Key for Business」はアパート内に届ける荷物があるときしか配達員は解錠できない仕組みとなっています。
一応物件にはこんな感じでステッカーを貼って、入居者や配達員の方に「Amazon Key for Business」が導入されていることを明示しつつ、入居者には「Amazon Key for Business」を利用開始した旨のアナウンスをしています。
最後に上記とは別の物件ですが電気錠操作盤にAmazonの機器を付けた全体はこんな感じになります。左に写っているのがAmazonの機器になります。
「Amazon Key for Business」の導入に際してオーナー負担は一切ないので少しでも入居者の利便性が向上すればいいなって思います。
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