竪穴区画が必要となる条件

4棟目RC検討

概要

昨日のブログに引き続いて都内で土地から新築RCを検討している内容になります。

今回は竪穴区画の必要性について記載します。

竪穴区画の必要性

先日気になった土地があったので内階段を付けた4階建てRCのボリュームが入るか建築会社にチェックしてもらったのですが「竪穴区画が必要になりそうです」と言われました。

竪穴区画は階段や吹き抜けなど、火災時の炎や煙が階をまたいで拡がる部分に設ける防火上の区画となり、こちらのサイトに詳しく書かれています。

3階に居室がある共同住宅では竪穴区画を設ける対象となり、私が過去に建てたアパートも対象となるのですが、竪穴区画が免除される条件がいくつかあって階段と居室の間に外気に解放された廊下がある場合は免除の対象となるため今までは竪穴区画について特に意識していませんでした。

あと先日もブログに書いた旗竿地でも建てられる3階以下延床面積200㎡未満といった小規模な共同住宅も竪穴区画は免除の対象となるようです。

RCの場合は内廊下・内階段で4階建て以上で計画される場合が多いので竪穴区画の免除要件にならない場合が多いと思います。

その場合は外廊下で計画して竪穴区画の免除対象にするか、居室のドアを防火扉にするなど居室の炎や煙が階段に行かないよう竪穴区画を設ける必要があります。

RCに限らず内階段・内廊下で建物を作ろうと計画されている方は竪穴区画が必要になる場合があることを意識しておいたほうがいいと思います。

まとめ

今回は竪穴区画の必要性について記載しました。

次回はCADソフトを使って実際にボリュームを入れるメリットについて記載して土地から新築RCを検討している内容は一旦終了しようかと思います。

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