オートロックの鍵紛失
今日アパートの入居者から電話があり「オートロックの鍵を紛失した」との事でした。
暫定対応としてはオートロックを解錠できる暗証番号を伝えて入っていただき、恒久対応としては「新しい鍵をポストに投函するのでそちらで開けてくれ」と伝えました。
入居者から「費用はどのくらいかかりますか?」と聞かれたので「費用は不要です」と回答しました。
オートロックの鍵は定期的に紛失されます。
去年は入居者がオートロックの鍵をなくして入れなかったため、毎日フェンスを乗り越えて建物の中に入っている入居者が居ました。
オートロックを通らず隣のアパート共用階段からフェンスを乗り越えて中に入ってる入居者がいる😰
隣のオーナーから指摘されたこともあるし周辺状況からおそらく毎日そこから出入りしてる
というわけで見える位置に防犯カメラを設置したら1日で釣れた🎣
犯人もすぐ特定できたのでこれから尋問かな🙄 pic.twitter.com/UL8UNDyVKK
— ヨッシー🙌自主管理😂DIY大家🙃 (@yossyblog) April 7, 2022
先日も夜逃げした入居者がいましたが、預けていたオートロックの鍵は当然返ってきません。
こういった感じで定期的にオートロックの鍵は紛失されますし、オートロックの鍵も簡単に複製できるタイプなため入居者が鍵を複製していた場合、退去後も入居者は建物内に入ることは可能となってしまいます。
従って入居者が鍵を紛失する度にオートロックのシリンダー自体を交換するのは非現実的だと思っています。
今後の対応案
アパートに取り付けるオートロックの仕組みはどこも大体同じだと思うのですが、シリンダーが集合玄関機と門扉にそれぞれ付いています。
集合玄関機と門扉どちらのシリンダーを回してもドアは開くのですが、開き方に違いがあって集合玄関機のシリンダーを回した場合は電気的に連動している門扉の鍵が開くのに対して、門扉のシリンダーを回した場合は直接門扉の鍵が開きます。
具体的に何が違うのかというと、集合玄関機のシリンダーを回す場合は停電の際にドアが開かなくなります。実際に過去に大雨が降って停電となったときがあり入居者が鍵を開けられない状態に陥りました。したがってそういったリスクを負いたくない場合は門扉のシリンダーを回して開けるほうが無難です。
上記について集合玄関機と門扉のシリンダーを同じにしていれば問題ないのですが、私が最初に建てた「1棟目アパート」はシリンダーが異なります。
このあたりの考え方について過去に新築を建てた際に設計した記事を載せておきます。
今後の対応策については下記を考えています。
対応①暗証番号で開けてもらう
いま考えているのが入居者全員にオートロックを暗証番号で開けてもらうよう運用を変更することです。
メリットとしてはオートロックも室内電子錠も全て暗証番号で開けられるようになり、入居者は鍵を持ちあるく必要がなくなるので利便性が高くなりますし鍵を紛失するケースは激減すると思います。
デメリットとしては暗証番号を入居者の家族・友人・恋人などに出回ってしまうことで不特定多数の人が解錠可能になるリスクがあります。入居者に鍵を複製されて家族・友人・恋人などに配られた時点で同じことだとは思いますが・・・。このリスクを回避するには定期的に暗証番号を変更すればある程度はリスクヘッジになりますが定期的に暗証番号を変更した場合に入居者が気づかずに開けられなくリスクもあるので難しいところです。
停電になった場合に開けられなくなるのは現状と同じです。
対応②門扉の鍵をディンプルキーにする
現状入居者は全員集合玄関機の鍵で解錠しているのですが、今後は門扉の鍵を複製しづらいディンプルキーにしてそちらの鍵を入居者全員に配って、集合玄関機のシリンダーを塞いでしまうといった感じです。
メリットとしては今後は門扉の鍵を直接開けてもらうことで停電になった場合でも解錠できますし、複製しづらいディンプルキーにすることで複製リスクも減らせます。
デメリットとしてはディンプルキーでもシリアルナンバーをメーカーに伝えて複製依頼をすれば複製できてしまいますし、今後も紛失された場合のリスクヘッジにはなりません。
門扉のシリンダーを私がDIYで交換すれば比較的交換費用も安価に収まりますが、18世帯もあるので新しい鍵も少なくとも18本用意して入居者全員に配りなおす必要があるので紛失した度にそこまでやるのか?って問題もでてきます。
まだどういった対応にするか決めかねていますが上記いずれかの対応は行おうと思います。
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