新築ワンルーム業者が嫌われる理由

概要

不動産投資で最もやってはいけない投資先である新築ワンルーム業者からの営業電話に悩まされる人も多いと思いますが、彼らの連絡が何故鬱陶しいのか個人的見解をまとめてみました。

理由①:個人情報を収集して一方的に連絡してくるから

仕事柄、知らない番号からの着信でも出ざるを得ませんが、新築ワンルーム業者からの電話だと分かった途端に「私の番号をどうやって調べたの?」と嫌悪感がまずきます。

理由②:不動産投資家だから

ある程度不動産投資家として実績を積むと新築ワンルームが絶対に投資してはいけない先であることがわかります。
そうなると彼らとの電話の時間は無駄でしかなく、彼らの声が雑音にしか聞こえてきません。

私は若いころに新築ワンルーム業者と何十分も言い合いをしたり、「彼らがどんなアホな提案をしてくるだろうのだろうか?」と興味があって営業マンと直接会って話を聞いたりしましたがやっぱり無駄な時間でしかありません。

理由③:コミュニケーションが取れないから

基本的に彼らとはまともなコミュニケーションが取れません。
言い方が悪いですが不動産を売りつけるロボットみたいな存在だと思っています。

本来、営業の仕事というのは数多くの顧客と会話をしてその人に最適な商品を勧めたり、中には商品を勧めないほうがいい場合もあるはずです。

ところが彼らの行っている行為は、どこからか手に入れた顧客リストを元に片っ端から電話攻撃をしてきて、顧客の属性などは無視して、ただワンルームマンションを売りつけるゴールにのみ突き進みます。

従って私がいくら「節税になるってことは投資自体が赤字になるってことですよね?」とか「空室が出たらどうするんですか?」とか「家賃だってそのうち下落するでしょう?」とか「不動産に興味ないんですよ」ありきたりな質問をしても必ず「ローンを返し終わったらあとは賃料がそのまま収入になります」とか「老後の個人年金」とか「サブリースがありますよ」とかお決まりの返しをしてきます。

業者の中にある返答マニュアルをただ復唱しているだけなので話をしても面白くありません。

老舗デパートなどの本当の営業マンは御用聞きといってお得意様を定期的に訪問して「最近どうですか?」とかささやかな会話を繰り返して顧客との関係を築いていって営業のチャンスを伺うものだと思います。

ところが彼らは電話に出るといきなり「初めまして。ヨッシーさんに特別なご案内があります」とか「節税などに興味はありませんか?」といった形で話が始まります。酷い業者になると会社名すら名乗らない場合もあります。
「ところでお前だれ?」って感じになります。
顧客と信頼関係を築いていこうなどとは微塵にも思っていません。

この顧客には売れそうにないなと思われると会話の途中でもブチっと電話を切られてしまいます。

恋愛に例えると「初めまして!結婚してください!」って言っているようなものです。
これではうまくいくわけないと思うのですが中には騙される人もいるのが残念です。

理由④:社会悪の存在だから

今日、ネットで仮想通貨関連のニュースを見ていて「一部の情報を得たものが情報弱者を騙すような仕組みは社会悪でしかない」といった内容でした。
変な髪をしたyoutuberもトラブルを起こしていましたよね。
新築ワンルーム業者の存在ってまさにこの構図だと思います。
新築ワンルームを購入した人たちの末路を知らない人たちがコロっと騙されるのですが医者とか公務員といった堅い人たちが多いとも聞きます。

そういった現状を知っているから彼らから電話がかかってくると「また騙そうとしているな」と嫌悪感がでてしまいます。

ただ、若い営業マンだと自分たちが勧めている商品が本当に素晴らしいものだと信じている人もいて闇が深いと思います。

おそらく新卒で新築ワンルーム業者に入ってしまって洗脳状態にあるのかわかりませんが「自分の仕事が不幸な人たちをいっぱい産み出していることに早く気付いてこの世界から足を洗ってね」と心の中で思ってしまいます。

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日記
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不動産賃貸業と主夫で経済的自由を獲得

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