概要
2週間前に入居した方からインターネット不通について色々クレームを言われており現地を確認してきました。アパートのネット提供状況について
図に書くとこのような感じです。共用部にあるルータから各部屋までLANケーブルで接続されており、入居者は壁にあるLANコネクタにLANケーブルを差し込むだけでネットに繋がる仕組みです。
提供しているのは有線LANのみで無線LANは提供していません。
一応無線LANも飛んではいるのですが各部屋まで壁などが多く遠い部屋まで無線が届かないからです。
これまでの状況
簡単に書くとこのような感じです。入居者:「ネットに繋がらない」
私:「他の部屋で確認したが繋がった」
入居者:「自分で持ち込んだ無線LANルータに繋いでも反応しない」
私:「有線LANでPCに繋ぐことしか想定していないためPCで確認して」
入居者:「PCに繋いだが反応しない」←New
従って状況を確認させて頂くために204号室に入室させて頂いて確認させて頂きました。
確認結果
結論から言うと私のほうでもパソコンとケーブルを持ち込んでみて繋いでみましたが入居者指摘の通り繋がりませんでした。大元のルータを再起動したり、写真の通りLANコネクタを開けて接触不良なども疑いましたが改善しませんでした。
従ってこの段階で設備に不具合があると判断しました。
今後の対応について
まずは入居者に状況を説明して謝罪をしました。そのうえで現時点で下記の対応を考えています。
①建築した際にLANケーブルを引き込んだ業者に対応を依頼
↑要は不具合がある設備を直すものです。
業者による修理で直ればよいのですが建物内部のケーブルで断線などが起きていた場合は直せないかもしれません。
②建物の共用部分の無線LANルータを増強して受信しやすくする
↑設備の不具合改修を諦めて共用部から無線で直接Wifi受信してもらうものです。
高性能な無線LANルータを買えば多少効果はあるらしいのですが電波法で無線LANの飛ばせる距離は一定のため大幅な効果はないかもしれません。
③建物の共用部分に無線LANルータの中継機を付けて受信しやすくする
↑こちらも設備の不具合改修を諦めて共用部から無線で直接Wifi受信してもらうものです。
中継機を導入することで障害物を避けて各部屋にWifiを受信しやすくします。
④入居者自身にポケットWifiなどを購入してもらいその分の費用をこちらで負担する。
↑こちらでの対応は諦めるものです。
その場合、月の負担は3000円くらいかかると思っています。
2年間で72000円です。
当然収益は下がりますし204号室にしか対応しないので他の部屋でも同じ事象が発生した場合費用がかさみます。
これでしたら①~③の対応で乗り切りたいです。
この対応は最終手段です。
とりあえず①として建築時にLANケーブルを敷いた業者に連絡を取っています。
また②や③として無線LANルータの良い機器の選定をしています。
③の中継機をどこにつけるかとかが課題です。
別件ですが、入居前に壁紙を張り替えたのですが、入室時に部屋の一部で壁が凹んで壁紙が削られていました。このタイミングで指摘して良いものだろうか悩んでます・・・
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