概要
現在進めている「3棟目アパート」について建物プランは確定しており明日地盤調査を行う予定ですが、最後まで悪あがきをして多少間取りを改善することができました。
間取りの懸念点
ずっと気になっているのが西側の部屋の玄関がこんな感じで奥に引っ込んでいる点です。
奥に引っ込めた理由は数カ月前に遡りますが斜線制限の影響やドアを開けた時に壁に接触したり入居者が通りづらいなどでした。
まあ仕方ないかと諦めていましたが下記の点がずっと気になっていました。
意匠性が悪い
やはり1部屋だけ奥に引っ込んでいると見た目はあまりよろしくないです。
建築のことはあまり詳しくないのですが歪な構造だと耐震性もあまりよろしくない気がします。
やはり建物は極力正方形や長方形のほうが耐震には強いと思います。
キッチンエリアが狭い
キッチンの幅は他の部屋は1500ミリなのですがこの部屋はキッチンエリアが狭いのでやむを得ず1200ミリにしています。
別に1200でも問題ないのですが他の部屋同様1500を入れたいなって思っていました。
あとキッチンの真後ろに玄関があるので調理スペースなどが十分に取れません。
上記のような懸念点があったので4日に打ち合わせをした際にも念のために聞いていました。
念のために確認させて頂きたいのですが西側の部屋の玄関ってやっぱり前に出せないですよね?
そうですね。難しいです。
設計士に最後の打診
ただ自宅でプランを眺めていても西側の部屋の玄関は前に出せそうな気がしてモヤモヤしていました。
設計士は玄関は前に出せないと言っていたのですが建築基準法改正施行に伴って廊下の幅を0.75Mから1.2Mに広がったので玄関を前に出しても何とかなる気がして仕方がありません。
そこで私のほうで西側の部屋の玄関は前に出せる根拠を示した資料を作成して建築士にメールで送って確認しました。
先ほど資料を送ったのですがご確認頂けましたか?
西側の部屋の件ですよね。
1階は問題なく前に出せると思います。
2階についてはドアが壁に接触しないか検討が必要です。
(え?こないだ出せないって言ったじゃん・・・)
わかりました。ありがとうございます。
その後、2階も問題なく前に出せることが確定しました。
地盤調査には影響なし
今週金曜日に地盤調査を行う予定で今回の修正は地盤調査に影響はないと思うのですが問題ないですよね?
そうですね。
地盤調査は通常建物の4隅と中央の5点で調査することが多いので今回の変更は建物の外側の修正ではないので問題ないと思います。
ということで地盤調査には影響なさそうですので予定通り明日地盤調査を行う予定です。
修正後の間取り
西側の部屋について専有面積が1.5平米近く増えたのでキッチンスペースに余裕ができキッチンも1500ミリに変更でき居室も若干広がりました。
共用廊下についてはかなり見た目は良くなったと思います。
微妙な違いかもしれませんが私にとっては結構大きな変化です。
まとめ
というわけで建物プランについて最後まで悪あがきをして多少間取りを改善することができました。
今回の変更は建築基準法改正施行まで待ったことで結果的に変更することができたのでまあ待って良かったのかもしれません。
流石にもう施主側から変更の要求をすることはないと思います。
あるとすれば建築確認申請で指摘を受けて改善を余儀なくされるとか構造上の問題などが発覚した時でしょうか。
これでスッキリして設計フェーズは終了を迎えそうです。
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