不動産以外の事業で成功するために必要な事

不動産以外からの収入源として動産の競売を検討

不動産である程度成功している方でも家賃以外からの収入を得る手段を模索している人は多いと思います。
太陽光発電で収入を得ようとしている方はよく見かけます。
私も3年近く前に会社を辞めた時点ではサラリーマンとして再就職するとは思っていなかったので不動産以外の収入を得る手段はないかと色々考えていたことがあります。
その中でも「動産の競売」についてはわりと真剣にやってみようかな?と検討したことがあります。

動産の競売とは?

競売といえば不動産が一般的ですが、動産の競売というのもあります。
遺留品競売とも呼ばれます。
不動産は動かせないから不動産と呼ばれますが、動産は動かせるから動産です。
従って差し押さえられたもののうち動かせる資産を競売にかけることを動産の競売といいます。

動産の競売を検討した理由

不動産の競売はかつては裁判所へ行って情報を得る必要があるなど参入障壁が高いものでしたが現在ではBITが整備され誰でも参加できるようになりました。従って落札価格も高騰しています。
BITに関しては以前↓で記載しました。
物件購入に競売という選択肢のススメ

それに対して動産の競売は未だにBITのようなものはなく裁判所へ直接行って情報を得ないといけません。
参入障壁が高いため専門の業者の参加がほとんどで掘り出し物を低価格で落札できる可能性があるのでは?と思ったからです。
ですが結局はやらなかったです。

動産の競売をしなかった理由

参入障壁が高すぎたからです。例えば「○○のネックレス」とか「□□の腕時計」といった形で入札できると思っていたのですが、そもそも金目のものは債権者が事前に回収してしまっており、動産の競売に出てくるほとんどは金目にならないゴミだということがわかりました。
また、ゴミの山をまとめて入札するシステムのようで「○○のネックレス」といった形で商品ごとに入札するものではないとの事でした。
従って仮に落札できてもトラックなどで不要なゴミもまとめて引き取らなければならずトラックの確保やゴミの処分代なども考慮するととても参入できるものとは思えませんでした。

私がかつて行っていた事業について

昔の話ですがパソコンを安く仕入れてネット上で販売する事業をしていたことがあります。ネットで個人の物を売ることが珍しかった時代です。
当時は1台売れるだけで利益幅が多くとれるブルーオーシャンな市場でした。
今は仕事も忙しいですしパソコン自体の需要も落ちてますし利益幅も取れないのでやっていないです。

そのときの経験から感じたことはとにかく固定費を抑えることが成功する秘訣だと思います。
私の場合はネットで販売していたので店舗はありませんでした。従業員も居ませんでした。実家でやっていたので倉庫代も不要でした。
販売していたPCは当時大人気であったVAIOを主に仕入れていました。当時は人気機種だったので在庫を抱えるリスクもあまりありませんでした。
当時は学生でしたし別途アルバイトもしていたので利益0円でも特に困らない状況でした。

そのときの経験が不動産事業を行う際も生かされており、固定費をいかに抑えることを意識してやっています。
未だに自主管理でやっていますし不動産事業をやり始めて7年間ほどは無借金でやっていました。
立地に拘るようになったのも最初に買った物件が23区外で賃貸需要がないところで失敗したので在庫を抱えるリスク(空室)を減らしたかったからです。

今後、事業で成功するには

事業で成功するためにはこれらが必要なのかと思っています。

初期費用をかけず固定費をとにかく抑えること

⇒理由は上で書いたとおりです。

参入障壁が高く、誰も目をつけていないようなニッチな事業をいち早くやってみること

事業への参入のし易さと失敗する確率はある程度比例すると思います。
不動産の競売もかつては参入しにくい代わりに利益が多くとれるオイシイ市場でしたが今ではそれなりに厳しいです。参入障壁が高いことが、かつて動産の競売を検討した理由です。

ラーメン屋などの参入しやすい業態は7割以上の店舗が営業3年以内で閉店するそうです。
逆に寿司屋やフランス料理屋などは調理に専門技術が必要なことからライバル店も少なく長続きしやすいそうです。

不動産事業においても、新築ワンルームはある程度属性さえ良ければ誰でも買える参入しやすい分野なので失敗する確率は高いです。
また低価格な物件は参入しやすいため、属性の低い方が購入可能な物件というだけで賃貸需要の低いエリアで購入してしまった場合も失敗する確率は高いと思います。
逆に都内の一棟ものなどを低金利で購入できる人は限られますし参入障壁は高いですが、そういった物件をしっかりと運営スキルを身につけた方が購入すれば失敗する確率は低いと思います。

今でしたら民泊(airbnb)が話題になっていますが、あれも今はグレーゾーンで参入障壁が高いから利益が多く取れるだけだと思っています。
今後法整備が整って誰でも参入できるようになったらライバルが多く出現して結果的に貸し出し相場は下がるでしょうし、レッドオーシャンな市場になってしまう可能性は高いと思っています。


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日記
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不動産賃貸業と主夫で経済的自由を獲得

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