概要
私が2棟のアパートで導入した宅配ボックスについてそれぞれのデメリットを記載します。
1棟目アパート宅配ボックス
NASTAのKS-TLGという製品です。
使用方法
1.宅配業者が例えば暗証番号を”1234″と設定したあと「LOCK」ボタンを押してロックして入居者のポストに暗証番号を書いた紙を入れます。
2.入居者は暗証番号をダイヤルして開錠します。
3.入居者は荷物を取り出した後に「LOCK」ボタンを押して暗証番号を”0000″にリセットします。
入居者による暗証番号リセットし忘れ
この時に入居者は3の行為をやり忘れることが多発して扉をロックして閉めてしまうことが多く、結果的に荷物が入っていないにも関わらず扉がロックされたまま使えなくなるケースが多発します。
従って管理者は定期的に現場を訪れて、荷物が入っていない状態でロックされたままになっていないか確かめる必要があり、仮にロックされていた場合は管理キーを用いて暗証番号をリセットする作業が多発します。
というわけで運営者としては非常に手間がかかります。
2棟目アパート宅配ボックス
同じくNASTAのプチ宅という製品です。
結構こちらを採用されているオーナーさんが多い印象があります。
使用方法
使い方は基本的には1棟目アパートのものと同じです。
1.宅配業者が例えば暗証番号を”1234″と設定したあとツマミを右にひねってロックして入居者のポストに暗証番号を書いた紙を入れます。
2.入居者は暗証番号をダイヤルしてつまみを右にひねって開錠します。
※1棟目アパートの宅配ボックスと違うのは開錠した時点で自動的に暗証番号がリセットされるのでロックを解除し忘れすることがありません。
セキュリティ上のリスク
プチ宅の仕様上仕方がないのですが、設定した暗証番号を開錠する際の順番を考慮する必要がありません。
具体的には宅配業者が暗証番号を”1234″と設定したあと、入居者が開錠可能な番号は4!(4の階乗)=4×3×2×1=24通り存在するのです。
つまり下記のいずれかの番号をダイヤルすれば開錠できてしまいます。
1234,1243,1324,1342,1423,1432,2134,2143,2314,2341,2413,2431,3124,3142,3214,3241,3412,3421,4123,4132,4213,4231,4312,4321
宅配業者は感覚的に4桁の暗証番号を設定することがほとんどですので、4桁の開錠に限れば9999分の1の確率でしか開錠できないと考えがちですが、実際は9999分の24の確率で開錠できてしまうのです。
これって結構な確率で開けられてしまうリスクがあるな~って感じます。
このことに気付いたのは結構最近なのですが、使っていない防犯カメラが余っているので宅配ボックスの前に防犯カメラを設置するなどして抑止力をはたらかせたほうがいいのでは?と感じています。
2棟目アパート照明切れ
2棟目アパートの清掃は私自ら行っているのですが、清掃に行ってもあまり汚れていないことが多く最近は月に1回くらいしか清掃に行っていません。
1棟目アパートの清掃はシルバー人材センターに週1回お願いしているのですが今後は清掃頻度を月2回くらいに減らしてもいいのかもしれません。
昨日現場を1か月ぶりに訪れましたがほとんど汚れていませんでした。
ただ、画像奥にある共用部の照明(LED電球)が切れていました。
実はここの照明が切れるのって2回目です。
LEDライトだから基本的にほとんど切れることはないと思っていたのですが、意外と切れてしまうこともあるようです。
前回切れた際は建築会社に連絡して直してもらったので今回についても建築会社に言えばおそらく対応してくれると思います。
ただ、メーカーのアフター保証や電球のメーカー保証期間もありますのでいつまで対応してくれるかわかりませんので今後は自分で付け替えることも視野に入れておかないといけないです。
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