概要
カビだらけとなった洗面台の原状回復工事がようやく終わりました。
これまでの経緯も併せて記載します。
退去立ち合い結果
1月26日に退去立ち合いしたところ室内がカビだらけでした。
まずは漏水を疑って建築会社に見に来てもらいましたが建築会社の瑕疵は認めず採用した製品や入居者の使用方法に問題があるとのことで責任は認めませんでした。
仕方がないので自ら直すことを決断しました。
水周り業者とのやり取り
その後、水周り業者とやり取りを重ねて、原状回復方針と工事日程を決めました。
費用は当初は26万円程度の見積もりがでましたが最終的にはコストカットして約10万円に下げました。
二重窓設置
水周りの原状回復と並行して二重窓も設置してきました。
こちらは製品代だけで設置は自分で行ったので費用は約25000円です。
退去立ち合い時に室内のクロス床下部分に黒カビが発生していましたのを確認しました。
従ってペンキで塗って隠しておいたのですが、白の壁紙に余りもののアイボリーのペンキを塗った結果、色ムラが出たりペンキが足りなく微妙な仕上がりになってしまいました。。。
水周り原状回復工事
ここからは初めて書く内容になります。
2月22日に水周り業者に来てもらって洗面台の原状回復工事を行いました。
作業の流れはこのような感じです。
業者にて洗面台設備を全て撤去
私のほうでクロスを貼り替え
設備を撤去したあとの内装(クロス、クッションフローリング)は真っ黒でした。
そこで新しいクロスやクッションフローリングを貼らないといけません。
従って私のほうでクロスを剥がして新しいクロスを貼ったのですが時間もなかったので仕上げ作業ができませんでした。
その結果、後日やり直しが多数発生しました。
業者にて新しい設備を取り付け
当日は私自身が他の予定が多数入っていたこともあり最終的に業者が設置した設備の確認などができませんでした。
とりあえずクロスだけは突貫で貼ったのですが切れ端などそのままですし、クッションフローリングも汚らしい状態になっていますがカビだらけの洗面台は一応直りました。
クッションフローリング発注
クッションフローリング(以下CF)については保険で直せそうだったのですが貼り替え面積も少なくて済みそうだったので今回自分で貼ることにしました。
まずは既に貼ってあるCFの型番がわからなかったので建築会社に連絡して型番を教えてもらって発注しました。
CFを貼る作業はクロスと似ているのですが、クロスと違ってボンドで接着するのでボンドも一緒に購入しました。
内装工事
洗面台を撤去した場所に貼ったクロスですが設置した長さは3メートル程度(幅は90センチ)です。
ただ発注したクロスは15メートルもあり大分余ったので室内のクロスも貼り換えることにしました。
室内クロス貼り替え
まずは室内のクロスを剥がします。
クロスは基本的には綺麗に剥がれるのですがミスすると剥がす厚さが薄すぎたり厚すぎたりしてしまいます。
あと前の業者がコーキング処理をしているとその箇所は剥がしづらいです。
電気設備などは事前に取っておくと綺麗に付けられます。
とりあえず1面貼った状態です。
巾木との境はヘラをあててカッターで切り落とします
多少のクロス破れや仕上がりが微妙な場合はコーキング処理すれば綺麗になります。
こういった梁については1枚で巻き込んで貼ってしまいます。
クロスとクロスのつなぎ目については、既製品を順々に貼る場合はピッタリくっ付けて貼っていけばいいのですが、既存のクロスとのつなぎについては数センチ重ねるように貼ってから2枚いっぺんにカッターで切り落とします。
切り落とした部分を両方とも剥がすと合わせ目が綺麗になります。
最後にローラーで馴染ませます。
最終的に貼り終えたときには日が暮れてしまいました。
洗面台クロス修復
洗面台のクロスは水周り工事の業者が来た時に15分くらいで貼ったのですが仕上げ作業を一切しないまま現場を離れざるを得なかったので今日修復作業をしました。
ただ、仕上げ作業はクロスを貼った直後に行わないとうまくいかないので結局一部のクロスを新たに貼りなおしたり仕上がりも微妙になってしまい非常に非効率的な作業となってしまいました。
この作業だけで3時間くらいやっていた気がします。
作業が手間取った理由は後日書きますが、昨日の原状回復作業中に入居者が2トントラックに乗って引っ越ししてきたのです。
私は入居者が引っ越してくることは聞いておらず引っ越しは3月中旬と聞いていたので室内はクロスの残骸でゴミ箱のような状態になっているので入居者を迎え入れる状況にありませんでした。
ちなみに私はまだ賃貸借契約書に署名・押印すらしていないのでこの入居者と契約は成立していません。
入居者が室内に入ってきたとき私は全く意味がわかりませんでした。
洗面台CF貼り替え
作業前はこのような感じです。
まずはCFを剥がします。
CFの貼り替えは初めてやったのですが意外とカッターであっさり切れます。
ただボンドで接着してあるので剥がすのに力が必要です。
ここに購入しておいたCFを適当な大きさに切って設置する位置に仮置きします。
上記を見ればわかると思うのですがパイプがいっぱいあるのがハードルを格段に上げています。
次にボンドを均一に塗ります。
床一面とかの場合はヘラなどを使うのでしょうが、非常に小さい場所に均一に塗らないといけないので結局指で塗りたくりました。
CFを実際に貼ります。
ボンドによっては塗ってから1時間くらいダウンタイムを設ける必要があるようですが私のボンドは10分くらいでOKでした。
狭い位置に固いCFを貼るのでコーナーとかが結構貼りづらいです。
あとは端を切ります。
本来はヘラをあてて切るのですが奥などはヘラが届かないので最後はカッターのみで強引に切りました。
あとは仕上げなどをしてようやく終わりました。
原状回復結果
Before
After
費用について
水周り工事一式:95000円
ミラーキャビネット費用:10000円
クロス関連費用:6000円
CF関連費用:4000円
二重窓費用:25000円
合計:140,000円
極力費用は抑えましたがそれでも結構私にしては高額になりました。
やはり水周り費用は高くつきます。
普通に業者に丸投げすると少なくとも40万ぐらいはかかる内容です。
これから上記費用について漏水原因で保険請求をしてみますので一部は保険金が下りると思います。
最初にカビだらけの部屋を見たときはどうなることやらと頭を抱えましたがようやく終わったのでホッとしています。
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