3棟目建築(29)アスファルト撤去を分離発注してみた

3棟目アパート建築

概要

「3棟目アパート」の土地はアスファルト舗装されており共同住宅を建てる前に撤去する必要があるのですが撤去については分離発注することにしました。

法事に出席

先日の土日で親族の法事に行ってきました。

車で往復1000キロ近くを移動したので流石に少し疲れました。

車好きの人からは怒られるかもしれませんが新車から既に2万キロ以上走行しているのですがメンテナンスを全然やっておらずエンジンオイルすら全く交換していないので今月中に交換しようかなって思います。

車も建物も定期的なメンテナンスをしておかないと大幅に寿命を縮めてしまうはずです。

法事ですがお坊さんがお経をあげている中、隣に座っていた親族の子供がずーっと携帯のゲームのようなものを「ピコピコピコピコ」やっていてお経の内容が全く頭に入ってきませんでした・・・。

私の感覚では電車などの公共の場でさえもゲームや音楽の音を出したり騒いだりするのはNGだと思いますし、ましては法事の最中に子供がゲーム機の音を出しているのを親は何故注意しないのか理解できませんでした。

自分の親族にこういった非常識な人達が居るのはちょっと残念でしたね。

土地の現状

法事が終わって東京に帰ってくる途中に「3棟目アパート」の土地を見に行ってきました。

土地の写真を載せるのは初めてですが現状はこのような感じでアスファルト舗装されています。

古家があるわけではないので解体作業は発生しないのですがアスファルトを撤去する必要があります。

建築業者にアスファルト撤去までお願いしても良かったですが建築業者を経由させるとどうしても費用が割高になってしまいます。

当初は建築業者にアスファルト撤去も含めた見積もりを出してもらっていました。

建築業者からの撤去見積もり金額は73万円でした。

弊社を通さず直接解体業者などに撤去を依頼したほうが2割くらいは安くあがると思います。

建築業者の担当者は「自社で発注してください」とかあまり言ってくることはなく割と中立に近い立場で安く上がる方法を教えてくれるので助かります。

アスファルト撤去見積もり

というわけで建築業者A社の見積もりからアスファルト撤去を外してもらって私のほうで分離発注することにしました。

とはいえ解体業者のツテはありませんので普通にネット検索して複数業者とコンタクトを取って相見積もりを取ってみました。

とりあえず何社かにコンタクトを取った結果はこちらになります。

業者名 価格 条件
建築業者A社 73万円
B社 30万円 アスファルト表層のみ撤去、処分
C社 35万円 アスファルト5cm、砂利10cm見込
D社 43万円 アスファルト、ガラ撤去込み
E社 48万円 アスファルト表層のみ撤去、処分
F社 62万円 不明

業者からの見積もり金額にバラつきはありますがいずれも建築業者を通すよりは安く撤去できそうです。

どの業者も地中障害物などが出た場合は別途費用がかかるようです。

一応目標としては建築業者を通した場合が73万円でしたので50万円程度で撤去できる想定でいたため良かったです。

ただ、上記金額で対応してもらえる内容にはバラつきがあるようでした。

アスファルト舗装されている場合の断面ってこのような感じになっていることが多いらしいです。

業者によってはアスファルト部分までしか撤去しない見積もりの業者もあれば、砂利部分まで撤去する見積もりを出してくれた業者もあります。

私もこの辺りについて知らなかったので業者から「撤去するのはアスファルトのみで大丈夫です」と伝えていました。

ですが常識的に考えてこのあと地盤調査をするわけですから砂利などが残っていると調査できるわけがありません。

建築業者へ確認

というわけで建築業者(A社)へ確認を取ってみました。

ヨッシー
ヨッシー

アスファルト撤去ってアスファルトの下にある砂利まで取らなきゃダメですよね?

そうですね。

砂利まで撤去して簡単に整地までお願いします。

B社へ連絡

既に受領している見積もりはほとんど砂利撤去まで含んでいないのでまずは30万円という最安の見積もりを頂いたB社に連絡を取ってみました。

ヨッシー
ヨッシー

すいません。

受領した見積もりには砂利撤去まで含まれていなかったので砂利撤去まで含んだ場合っていくらぐらいになりますか?

 

え?撤去するのはアスファルトのみでいいって言ってたでしょ!

なんだよ。せっかく見積もりしたのにやり直しじゃないかよ!

 

ヨッシー
ヨッシー

すいません。

建築業者に確認したところ砂利撤去までお願いしますと言われたもので。。。

わかりました。

見積もりをやり直すので数日かかると思うのでお待ちください。

電話で話した印象はザ・解体業って感じの職人さんって感じでした。

その後、数日経って出てきた見積もり金額は58万円と大幅に上がってしまいました。

金額的にも厳しいですし何となく一緒に仕事したくないタイプだったのでB社は検討から外すことにしました。

C社へ連絡

35万円の見積もりを頂いたC社にも連絡を取りました。

ヨッシー
ヨッシー

すいません。

頂いた見積もり金額には砂利撤去まで含んでいる認識でよろしいでしょうか?

10センチで見込んで含んでおります

ここで検討から外したB社の見積もりをダシに使わせてもらいました。

ヨッシー
ヨッシー

わかりました。

御社と契約する方向で検討しているのですが、他社から30万円の見積もりを頂きました。

従いまして他社と同金額の30万円程度で請け負って頂くことは難しいでしょうか?

そうですか・・・

弊社でしたら32万円までなら下げることは可能です。

既にスケジュールも仮押さえしているのでこちらの金額でお願いできないでしょうか?

ヨッシー
ヨッシー

わかりました。

こちらの金額でお願いします。

というわけで32万円でC社と契約することにしました。

請負契約締結

本日、自宅の近所までC社担当者に来て頂いて契約手続きを行いました。

C社担当者は既に土地を視察していてくれました。

認識に齟齬があるといけないので作業内容の確認をしたうえで契約書にサインしてきました。

スケジュールは4月20日までに対応するという形で契約していますが実際は18日頃には終わるみたいです。

簡単なガラ程度が出た場合なら撤去可能だそうですが「大岩や遺跡やその他障害物が出た場合はすぐに連絡しますので相談させてください」との事でした。

万が一、そういったケースが発生した場合は土地の瑕疵として売主側に費用負担をお願いすることになるのですぐに土地の仲介業者へ連絡をする必要があります。

スケジュール的にも急いで撤去しないといけないのでC社のほうで対応可能な埋蔵物が出た場合は追加料金を払ってでもその場で撤去してもらってそのあとに売主に土地の瑕疵として請求するつもりです。

まとめ

4月中にアスファルトを撤去するというのが私のタスクでしたので想定より安い金額で撤去する業者と契約までこぎ着けられたので良かったです。

やはり建築に影響を与えない範囲で分離発注することは金額を抑えるうえで必須だと感じました。

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