概要
3棟目アパートの融資について難航していましたがついに融資内諾をGETしました。
内諾をGETした金融機関はS武信金になります。
S武信金との状況
S武信金とのこれまでのやり取りはこちらに記載しておりますのでその続編となります。
とにかく審査に時間がかかっておりソワソワしていました。
担当者から連絡
1月31日の午前中に担当者から連絡がありました。
とにかく審査部で時間がかかっています。
ヨッシー様の案件は支店決済の条件に合致しているので内諾は出ると思います。
時間がかかっている理由は持ち込まれる案件が多すぎて捌ききれてないようです。
金融庁から自己資金をちゃんと入れているか厳しくチェックを求められています。
去年金融庁からメスが入った対応も含めて時間がかかっているようです。
今日中には結果が出るのでまた連絡します。
わかりました。
いよいよ今日中に結果が出るようです・・・。
融資内諾の連絡
1月31日の午後か夜に担当者から連絡がありました。
お待たせしました。審査部からも融資を出す方向で決まりました。
ついに待ちに待った融資内諾GETです!
これで買付を入れていた土地を購入できる可能性がグッと近づきました。
融資条件について
喜びも束の間、担当者からの言葉に私のテンションはみるみる下がっていきます・・・。
融資金額:8700万円
金利:1.65%
期間:30年
となりました。
う・・・。事前に聞いていたより条件が悪い・・・。
え?当初聞いていたより金利が高いのですがどうしようもないのでしょうか。
これより下げることは難しいです。
このあとさらに厳しい条件を言われます。
融資条件として奥様を連帯保証人にすることとなりました。
妻を連帯保証人にすることは抵抗があるのですが
審査部の判断で奥様に連帯保証人に入って頂かないとご融資することは難しいです。
というわけで融資条件についてはかなり難色を示したのですが交渉の余地なしといった感じでした。
ヨッシー様が会社員を辞めたので以前とは状況が異なります。
私としては今回の事業単体で評価して欲しいところなのですがそうは評価してもらえなかったということです。
○葉銀行の時もそうでしたが物件単体での収支が回らずイザというときの返済に会社員としての収入も充てられる状態でないと厳しいので、その時は妻の給与から返済できる状態でないと融資は出さないと評価された形になります。
当初支店から伝えられていた条件と内諾GET時の条件の違いは下記となります。
当初 | 内諾時 | |
融資金額 | 9,000万円 | 8,700万円 |
融資期間 | 30年 | 30年 |
金利 | 1.6% | 1.65% |
保証人有無 | なし | あり |
連帯債務者への打診
妻を保証人に付けないと話が進みそうにないので連帯債務者という形にしてもらえないか担当者に打診しました。
妻と私の共同債務者で融資という形は可能でしょうか?
可能だと思いますがまた審査をしないといけないので時間がかかります
そのあと支店の担当者が審査部に掛け合ってみたところその日のうちに「連帯債務者でもOK」との事になりました。
とりあえず連帯保証人はあり得ないと思ったので「連帯債務者で融資を受ける前提で話を進めてください」と伝えておきました。
元々既設法人で融資を受けるつもりだったのですが、法人と個人での連帯債務というのは難しいので私個人と妻で半々で購入という形になります。
連帯保証人とは
連帯保証人の場合は事業には基本的には参加しませんが、債務者に何かがあった場合は弁済を求められますので連帯保証人になるメリットは特にありません。
特に離婚した場合なども連帯保証人の債務から逃れることはできませんので、離婚後は家賃収入などのメリットを享受できないだけでなく元配偶者(債務者)が破綻した場合に責任だけ被らされることになりデメリット以外に何もありません。
連帯保証人は人の情に付け込んだ非合理な制度だと思いますので未だにこういったものが残っていることが理解できません。
賃貸の世界は連帯保証人から保証会社への流れが進んでいます。
さすがに私は妻に連帯保証人になってくれとは言えないです。
連帯債務者とは
連帯債務者の場合は事業に共同で参加します。
片方の債務者に何かがあった場合に弁済を求められるのは一緒ですが連帯保証人との違いは連帯債務者にも土地・建物に持分が与えられたり家賃収入も享受することができます。
従って離婚した場合にもその段階でアパートをどちらが引き継ぐのか?引き継いだ際には手放した側へ金銭の補償をいくらするのか?あるいは売却して半々に精算するのか?など色々と手を打つことができます。
妻自身も「物件を所有したい」と言っていて最近は妻名義で競売に入札したりしていたのですが、3棟目アパートを妻と共有で持つということでしたら妻自身も不動産賃貸業として実績も積むことができるので妻が将来単独で融資を受けたいと考えた場合でも融資が通りやすくなります。
ただ、連帯債務者になるということは事業を一緒にやっていくということになります。
自己資金も共同で出しますし、アパートの建築・管理も一緒にやることになります。
当然契約ごとや入居者とのトラブルなど泥臭いことも一緒にやることになりますし私がブログで書いているような様々なリスクも当事者として対応していかないといけませんが妻と会話していると事業者として自分もやっていく覚悟をあまり感じないので「妻を共同事業者として巻き込んでいいのか?おとなしく医師としてだけ邁進していればいいいのでは?」と考えてしまいます。
まとめ
S武信金から一応融資内諾は出たので購入に向けて大きく前進したのは間違いありません。
ただ融資条件は決して満足行くものではありませんでした。
妻と連帯債務者で話を進めていくつもりですがこのまま進めて良いものか現在もモヤモヤしています。
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