カビだらけとなった洗面台のその後

1棟目アパート運営

概要

先日退去したアパートの立ち合いをしたら洗面台がカビだらけだったのですがその後の状況について記載します

退去立ち会いに行ったらカビだらけでした・・・

水周りの業者へ相談

昨年別の部屋の洗面台を交換してもらった業者へ下記3つの対応案でいけないか連絡してみました。

①現在取り付けているキャビネットや配水管を同一製品の新品に交換

一番費用が安く交換出来ますが、特殊な形で設置されておりますので、
メンテナンス等も考えますと、工事店としてはお薦め出来ません。

②コンパクトサイズの洗面台(別製品)に交換

国内メーカー既製品ですと、サイズに合う物が無いと思われます。

③洗面ボウルは既存のものを活かして、キャビネットの代わりに棚を設置
(扉を設けないことで通気性を良くする)

イメージとしてはこんな感じです
③設置イメージ

現場加工によりサイズ通りの洗面カウンターを作成出来ます。
また、下に収納庫を無くす事により、各配管の自由度や、施工性、視認性が上がり、メンテナンスや交換、万が一の漏れの時の発見が容易になります。
洗面カウンターが約2万円となっております。
壁にアングルで固定するため、壁下地補強が必要になる可能性があります。
壁を一部分壊して、木下地を入れる為、壁紙交換等も出てくると思われます。

感想

やはり湿気でダメになってしまうので③が良いそうです。
ただ下地とか入れて費用が高額になるのなら厳しいです。

建築会社へ連絡

建築会社の社長にも連絡して昨日現場を見てもらいました。

ヨッシー
ヨッシー

かくかくしかじかでカビだらけなので一度見てほしいです

わかりました!すぐに見に行きますので日程調整して今夜にでも連絡します

と言っていたのですが電話がなかったり約束した日をドタキャンされたりしてやっと昨日来てもらえました。

現場に着いて床下をチェックしてすぐにこんな感じで言ってきました。

あー床下が水浸しじゃないのでこれは単なる湿気です!
入居者の使い方が悪いんですね。
24時間換気とかしないで脱衣所のドアを閉めるとすぐこうなっちゃいますよ!

そういわれても使い方が悪いぐらいでここまでカビだらけになるのは考えにくいです。
特にこの入居者は毎月湿気をふき取っていたり湿気取りを置いていたり努力していました。

この社長と今までも会話しているととにかく責任逃れの発言ばかりするので言うことは信用していません。

洗面台の蛇口から水を流すとすぐに配水管の接合部分(赤丸)から水が染み漏れてくるのが確認できました。

ヨッシー
ヨッシー

配水管から水が漏れてるんですけど・・・。これが原因じゃないですか?

あー確かに漏れてますね。
やっぱり中国製ボウルだから日本製と相性が悪いんですよ。

その後も「中国製はやっぱダメだ」を連呼してきて私が中国製の洗面ボウルを採用したのが原因だと言いたいようです。

確かにこの社長の言い分もわかりますけど、水周りについて施主支給を認めてくれたのはこの会社です。

その当時も「洗面ボウルは中国製でもいいけど給水や排水などの水が流れる部品は国内製にしないと危険だ」と言われていたので現場に取り付けられる蛇口や配水管などを事前にこの社長にチェックしてもらって「取り付けOK」と言われてから発注しています。

一応明日もこの建築会社の水周り業者が詳しい原因を調査するために見に来てもらう予定で「本日連絡します」と言っていましたがおそらく連絡はこないでしょう・・・

瑕疵担保責任は問えるか

品確法では新築住宅は10年間保証されます。

ですが基本的には品確法で保証されるのは基本構造部分(『構造耐力上主要な部分』+『雨水の浸入を防止する部分』)に限られるため今回のような水周りのトラブルで責任追及するのは難しいと思います。

火災保険請求できるか

一応火災保険でカバーできる場合もあるので一応担当者へ連絡してみました。

ヨッシー
ヨッシー

かくかくしかじかでカビだらけなので保険請求できないかと思いまして

わかりました。

一度写真を送ってください

というわけで写真を送ってしばらくしたら連絡がきました。

写真の内容を確認しました。

査定部と連絡を取りましたが排水管などは保険での対応は難しい可能性が高いです。

排水管などについても突発的な破裂とかでしたら対応が可能かと思います。

壁紙の交換などはおそらく対応できると思います。

ヨッシー
ヨッシー

わかりました。

次の入居者が決まっているので早急に工事をしたいですが大丈夫でしょうか?

それは大丈夫です。

工事前にできるだけ工事内容を細かく見積りして頂いて見積書を送って頂けますか?

ヨッシー
ヨッシー

わかりました

最終的にどこまで認められるかわかりませんが多少は保険請求できるみたいです。

まとめ

というわけで施工した建築会社に見てもらいましたが予想通り建築会社の社長は責任逃れに終始して対応を求めるのは難しいかもしれません。

原状回復する場合はやはり③の材工で棚を作って洗面ボウルと給排水管を通すのが今後を考えると良いとのことでした。

今後新築する際は水周りについては施主支給は止めようと思います。

火災保険で多少はカバーできそうなのが朗報でした。

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