概要
2月24日にひーやんさんが建築したアパートの見学会に行ってきました。
ひーやんさんAPについて
ひーやんさんのブログはずっと見ているのでどういった経緯で竣工までこぎ着けたのかは大体理解しています。
一番大きな出来事は元々公募売買で契約をしたのですが土地決済日当日に確定測量の結果を知らされた結果、有効敷地面積が数平米小さくなってしまい想定していた建物が建たなくなってしまいました。
公募売買について
公簿売買と実測売買とあります。
公募売買とは土地登記簿の表示面積を用いて売買契約を締結して後日測量した結果、実際の面積と差異があった場合でも代金の精算をしない契約です。
実測売買は契約後決済前に実測を行い、公簿面積と実測面積の差異があった場合は代金の精算をする契約となります。
今回は上記で書いた通り実測した結果、数平米小さいことが判明したようですがどうしようもなかったみたいです。
公募売買の場合でも実測面積との違いが大きく、買主が取引の目的を達成できないときには、錯誤であるとして契約の無効を主張することが可能なようですが、数平米小さい程度でしたら多少部屋が小さくなってもアパート自体は建築できるのですから契約の無効を主張することは難しいということでしょう。
ただひーやんさんの場合、斜線制限を交わすギリギリのプランで進めていたため、土地が数平米小さくなることが致命的だったようです。
ブログを通じてしかわからないのですが確定測量の結果を土地決済日当日に知らせてくるのは結構悪質だなって感じました。
土地決済日当日って関係者が山のように居るのでその場で確定測量の結果を知らされて事前に想定していた建物が建たない可能性を感じたとしても決済を延期することなど事実上無理ですし、その場で違約金を払ってキャンセルするか決済を進めるか冷静に判断などできるわけがありません。
結局決済は進めることにしたのですが想定していた建物が全く建たなくなったので宅盤下げをするなどプランを見直して何とか竣工にこぎ着けたようです。
色々とリスクもあり費用もかかる方法を選択したようですが収益的に成り立つ建物を建てなければ意味がありませんし悪条件をうまく乗り越えたと思います。
そういった経緯もあってスケジュールは大きく遅延しましたが繁忙期の最中に竣工することができて順調に埋まっているようです。
こういうのをみるとひーやんさんレベルならともかく、普通の未経験者が土地から新築を行うのってハードル高いと思います。
アパート見学会
先週の木曜日に風邪をひいてしまい金曜日にはよくなったので、金曜日に契約を2件行ったりユーザー車検を通したり1棟目アパートの原状回復作業でクロスの貼り替えなどを行ったあとに祖父の通夜と告別式出席のために群馬を往復するなど予定を一気に行った結果、日曜日に再び風邪が悪化してしまいました。
現場に着いたら既に建築会社の方々と他の参加者の方が数名居ました。
現場はちょうど鉄骨階段のペンキを塗っているところでしたが内装はほとんど終わっていました。
外観のサイディングはスタイリッシュな感じでよかったです。
元々ケイミューだったのですが納期の関係でニチハにしたようですがオシャレな感じだったので変えても問題なかったかと思います。
写真などはひーやんさんのブログでご確認ください。
室内は基本白基調で統一されていました。
床は白ベースが人気ですので正解だったと思います。
居室も広く取られており宅盤下げの効果が出ていました。
一番特徴的だったのが水回りスペースを思い切った方法で圧縮しており私では絶対に思いつかない発想でした。
宅盤下げの影響は?
建築会社の方が居たので湿気などの影響がないのか聞いてみましたが「しっかりと防水処理をしているので問題ない」と言っていたのと登記上も地下扱いにならないようです。
あとは募集の際に入居希望者がどう判断するか?といった感じですかね。
個人的には少し外からの視線を交わす施策はしたほうがいいかなと感じました。
懇親会
その後参加者と近くの喫茶店でお茶を飲んでいたのですがその頃はもう頭が朦朧としていたので私だけすぐに帰ることにしました。
本来であればそのあと別の参加者が建てた長屋を見学させてもらったあとに1棟目アパートに行ってクロスの貼り替えを行う予定だったのですが残念です。
帰りに高速に乗ったのですがさすがに事故を起こすと感じたのでPAに寄って暫く仮眠してから帰宅しました。
まとめ
私も現在「3棟目アパート」を計画している最中でしたので勉強になる見学会でした。
紆余曲折ありましたが無事に竣工できておめでとうございます。
募集も順調ですし管理もしっかりと考えているようですのできっと成功すると思います。
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